2015年10月30日金曜日

民主国家にあるまじき暴挙、「警察権力で沖縄・米軍基地移設の反対運動を阻止」


権力の横暴とはこのことである。これが、民主国家で許されることであろうか。
安倍政権が、警察権力を使って、沖縄の米軍基地の辺野古への移設反対行動を行って、キャンプ前で座り込みを行っている人々を、強制排除した。



 移設に反対する人々が抗議活動=「朝日デジタル」の記事から

米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設予定地で埋め立て本体工事が始まってから一夜明けた30日、同県名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブ前では、移設に反対する人々が抗議活動を繰り広げた。
反対派は午前6時ごろから続々と集合。工事車両を通すまいと、約300人が車道に座り込んだり、ゲート前で腕を組み座り込んだりした。
座り込みを排除しようと警察官らが数人がかりで1人ずつ抱えて歩道に移動させると、激しいもみ合いに。「君たちは基地建設を手助けするのか」と抵抗した名護市議の仲村善幸さん(68)は座っていたイスごと持ち上げられ、「権力をもって民意を抑えようとするのは時代錯誤だ」と話した≫

 日本を二分させる、安倍政権

辺野古への移設について、賛成派もいる。そして、彼らは反対派に対して、沖縄の人間でないものが本土からやってきて、「反対を叫んでいる」だけだと、批判する。

だが、この記事にあるように、沖縄の米軍基地の問題は、「辺野古は沖縄だけの問題ではなく日本全国の問題。自分たちの問題として考えなきゃいけない」のだと、わたしは思う。

仮に本土から沖縄に行って、反対を叫ぶ人がいても、少しも間違ってはいない。沖縄の問題だから、「本土の人間は口を出すな」、というほうが「間違い」である。

「口をだすな」というように言うことは、「沖縄と本土を切り離すこと」に通じると思うからである。本土の人間は関係がないから「黙れ」という主張は、沖縄を「独立国」と観ることに通じる。

私個人は、沖縄が「独立国」の道を歩むことは、沖縄県民の総意であれば、「それはそれでいい」と持っている。だが、現実には沖縄は、日本の一部である。

そうである以上は、本土も、沖縄も区別がない。ただ、地理的に離れているというだけのことである。

「本土の人間は関係がないから、帰れ」というのは「正当な主張」ではない。


自民党の谷垣幹事長は、安保法案の国会審議が、日本を「二分した」と街頭演説でのべた。だが、真の意味で、日本を二分しているのは、安倍政権の沖縄にたいする「政策」が原因である。

「沖縄に寄り添う」と言いながら、それと真逆なことを繰り返す安倍政権の「横暴さ」が、原因である。

それが日本を、本当に二分させようとしている。
沖縄を追い詰め、「独立国」にさせようとしている。

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(2015年10月30日)

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