2015年10月17日土曜日

FBIが売春組織を摘発で、12歳児を保護 CNN

こういうことは、米国においても、珍しいことではないのかもしれない。もちろん、「悲劇」であることには、変わりはない。
FBIが、売春組織を摘発。
12歳児の被害者を保護した。



 「CNN」の記事より
≪米連邦捜査局(FBI)は14日、未成年者の人身売買や売春に関与していた組織を摘発し、全米で150人以上を逮捕、ほぼ同数の被害者を救出したと発表した最年少の被害者は12歳だった。
FBIは行方不明の子どもや虐待されている子どもの救済機関NCMECなどと連携して9年越しの捜査を続け、「クロスカントリー作戦」と名付けた摘発作戦を全米で展開していた。
リンチ司法長官は、「人身売買は人生を奪い、わが国をおとしめる凶悪犯罪だ」と強調。「FBIと各地の関係機関がクロスカントリー作戦を通じて連携した成果として、より多くの子どもが安心して眠れるようになり、さらに多くの犯罪者が我が国の司法制度で裁かれる」と指摘した。≫

◆ 米国流の「子育ての仕方」

「最年少の被害者は12歳だった」というのが、何とも、やりきれない。それでも、「重要」はあるのだろう。(こんなことをかくのは「不謹慎」であることは、分かっているが。)

恐らくは、「12歳程度」という認識は、最初からあったのではないか。「許せない」と思っても、それが今の「米国の現実」なのであろう。

ー話しは、飛ぶがー、11歳の男児が、子犬見せるの拒んだ女児を射殺して、逮捕される、というような起きる、お国柄なのである。(「CNN」)

8歳女児がペットの子犬を、11歳男児に見せたり、共に遊ばせるのを拒んだ後、頭部を銃で撃たれ死亡する事件があった。1週間刊ばかり、前のことだ。

この男児は、「第1級殺人の罪に問われ、未成年者用の拘束施設」に収容された、と記事は伝えた。

男児を成人として裁くかどうかは、今後決める、のだという。検察は、事件審理を未成年者裁判所から移すことを、裁判官に説得するのは困難な作業になる、という見通しを持っているようだ。

「今回のような事件は初めてで、非常に難しい」とも語っているという。それはそうだろう。いくら米国でも、こんなことが度々あっては、大変なことになるだろう。

それでも、米国人は、銃を手放す気にはならないだろうし、「年少者の売春」も、なくなりはしないだろう。

我が子の自由を最大限に尊重し、子供を「大人」に近いものとして扱うことが、「悲劇」の源なのではないか、と思う。

だが、それが米国流の「子育ての仕方」であってみれば、他国の人間が軽々しく口を挟むことではないのであろう。

(2015年10月17日)

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