2015年10月24日土曜日

もっと減るだろう「自衛隊員の応募者が、2007年度の水準まで、減少」

応募者が減少し、2007年の水準になった。
自衛隊委員の応募者のことである。これからは、もっと減るだろう。
恐らくは、「安保法制」が、関係しているのであろう。



これまでのように「命までなくすことはまずない」と言い切ることができないからだろう。PKOの任務でも、「危険」は大きくなることだろう。

それでも、「行って来い」という家族は、そうは多くないだろう。


 自衛隊員の応募者が、2007年度の水準まで、減少=東京新聞
自衛隊各部隊の将来の現場を支える一般曹候補生の二〇一五年度の応募者が前年度比約二割減で、過去九年間で最少だったことが分かった。募集期間は八月一日から九月八日で、安全保障関連法の国会審議時期と重なる。
 一般曹候補生は十八歳以上二十七歳未満が対象で高校新卒者が中心。採用区分はほかに大卒以上対象の幹部候補生や任期付きの自衛官候補生などがある。
 15年度の応募者は二万五千九十二人で、14年度の二割減。2年連続の減少となった。現在の採用区分となった07年度以降の9年間でピークだった11年度から半減した。≫(数字を算用数字に直しました。)

 「発想の転換」が出来るか

「特殊用語」なので、分かりずらい。
戦前の日本の軍隊を「見習っているのかもしれない。

戦前には、同じ階級でも、陸軍と海軍とでは、呼び名が違っていた。
また飛行機なども、海軍は、海軍。陸軍は陸軍と、別々に使っていた。

太平洋で、「バタバタ」と飛行機が撃ち落されても、中国にいる陸軍の飛行隊を利用するという考えがなかった。

もし、仮にそういうことを考える士官がおれば、「戦争」はどうなっていたかわからない。

真珠湾攻撃でも、陸軍の優秀な戦闘機乗りを、海軍の艦船に積んでいっておれば、余裕で攻撃が出来ただろう。

そうして、日本軍の全勢力を投入しておれば、二次、三次攻撃を敢行でき、ハワイを占領し、講和に持ち込めたであろう。

そうなれば、「原爆」も、「東京空襲」もなかった。
日本中が、空襲を受け、市民が焼かれ、逃げ惑うこともなかった。


戦争は、「武器でする」ものであるが、「頭でする」ものでもある。
その「頭」が、揃わないようでは、「心もとないばかり」である。

それで本当に、安倍首相が言うように、「米軍を守る」ことができるのか。
「大いに疑問である」と、いわざるを得ないだろう。

(2015年10月24日)

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