2015年10月26日月曜日

中国経済が「減速」 日本の製造業の業績に影響が出始めた

日本の国民の「汗と涙の結晶」である税金を、ばら撒いて、平気な「男」、呆れるばかりである。安倍首相だ。
一方で、こんな記事が出た。中国景気の減速が日本の製造業の業績に影を落とし始め
た、という。
それを知ってか、知らずか、安倍首相は、ゆうゆうと「外遊」を満喫中である。


 中国経済が減速=「日本経済新聞」

≪中国景気の減速が日本の製造業の業績に影を落とし始めた。ファナックは28日、中国でのスマートフォン(スマホ)需要減少で2016年3月期通期の業績予想を下方修正。日立建機と神戸製鋼所も建設機械が下振れし、同日発表した15年4~6月期決算はともに5割近い最終減益だった。設備投資の鈍化が関連業種に波及した格好で、中国の変調は株式市場の懸念材料にもなりそうだ

 ファナックは16年3月期の連結純利益が前期比23%減の1595億円にとどまりそうだと発表した。従来予想の8%減の1912億円から減益幅が拡大する。主に中国の需要減の見通しが理由で今下期の業績下振れを新たに織り込んだ。≫


 日本の鉄鋼業に影響

「中国の減速は日本の鉄鋼業にも影響を与える。中国国内で余った安い鋼材がアジアを中心に流通しているため、日本の鉄鋼会社が円安で輸出を増やそうとしても思うように利幅を確保できない状況が続いている。」と日経の記事は、書く。

「新日鉄住金の、2016年3月期の連結経常利益は、前期から減益になる見込み」、なのだそうだ。

安倍首相は、安保法案に審議において、その中国をこともあろうに、「名指しで非難」した。今や、日本と中国の関係が、切っても切れない関係にあるというのにである。

「経済が減速に向かっている」とはいえ、貿易高は、米国のそれを上回っているのだ。今や、中国こそが、日本の「お得意様」なのである。

そうであるのに、中国からの招待は「蹴る」し、両国の首脳会談を行う事もせず、「地球を俯瞰する」外交を行っている、と自画自賛して、ご満悦だ。

このたびの外遊でも、さっそくに2兆円を超す「取引」をまとめた、と報じられている。

だが、その「原資」が、誰の「財布」からでているのか。日本の国民の「汗と涙の結晶」である、税金から出ている、のではないか。

それをあたかも自分の「ポケットマネー」であるかのようにして、使いまくっている。国の財政が、ひっ迫しているというのに、「よくやる」ものだ。

しかも、その上に、消費税を引き上げる、のだという。
あきれて、ものも言えない。

とても、「正常な頭の状態」にあるとは、思えないほどである。

(2015年10月26日)

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