2015年10月17日土曜日

アフガン駐留延長「規模の小さい、有意義な計画の変更」 オバマ氏

「なんだかんだ」と言っても、結局は、米国の国益を優先させた結果のことである。オバマ大統領は、アフガンでの米軍駐留を継続する方針だ。
オバマ氏は、アフガン駐留延長は、「規模の小さい、有意義な計画の変更」であると、説明した。


その前には、 その理由について、「アフガン政府の要請があった」と述べていたのだが・・・・。

だがどちらにしても、つまるところ、これは米国の利益にかなうということであろう。

オバマ大統領のアフガン戦略の転換についての、続報をお届けしたい。

 「The Huffington Post」の記事より
アメリカのオバマ大統領は10月15日、2016年末までにアフガニスタンに駐留するアメリカ軍を完全撤退させる計画を断念し、2017年移行も5500人の駐留を継続させると表明した。
オバマ大統領は政策を転換する理由として、現地の状況を見るとアフガン軍の治安能力は不十分で、アメリカのアフガン駐留軍を段階的に削減する「規模の小さい、有意義な計画の変更」と述べた。

また、ホワイトハウス高官のリサ・モナコ大統領次席補佐官は15日、電話で報道陣の取材に応じ、ーオバマ大統領の今回の方針転換についてー、「アメリカの戦略がアフガニスタンで機能している証だ」と述べた。

なぜ、今回のオバマ大統領の決定が、「アメリカの戦略がアフガニスタンで機能している証」になるのか、よく意味が解らない。

どうも、政治家のいう言葉は、我々に市民感覚では、捉えることができない。これで、国民に説明しているつもりなのであろうか。

それとも、「こういう説明」で、米国人には理解できるのであろうか。


 「劇的」であっても、米国民は、驚きはしない

一方で、ホワイトハウスのジョシュ・アーネスト報道官は「アフガニスタンでは対テロ対策として軍事的手段を用いることはない」と述べた、ようだ。

アーネスト報道官は、「大統領が今後も対テロ対策とアフガン軍の訓練の継続に焦点を絞ることについては、実際には良い兆候である」とした。

≪「大統領はこうした作戦を拡大させることを望んでいるし、今後もこの戦略が実際に機能し、進捗しているのを確認する指標とすることを望んでいる。大統領が本日、政策を劇的に変換させることを公表すれば、私たちが望む事態に進展しているのかどうかという疑問が起き、より議論を巻き起こすだろう」と述べた。≫

オバマ大統領は、「これまでは、アフガニスタンの首都カブールにある大使館の警備要員などを除いて駐留アメリカ軍を完全撤退する計画」であった。

「オバマ大統領、14年以降のアフガン駐留米軍の完全撤退を検討」(「Bb」)

それを、まったく、転換させた。
これは、イラクでも同じであった。

だから、「劇的」であっても、米国民は、驚きはしないだろう。

それは、安倍首相が何を言おうと、日本の国民が驚かないのと、同じことである。

今や、米国においても、日本においても、国家の最高司令官の「言葉」は、お経の「お題目」と成り果ててしまった。

ただの「念仏」となってしまった。

それにも増して、皮肉なことには、人が「念仏」を唱えるのは、もはや、「運命が尽きた」ときである、ということだ。

(2015年10月17日)