恥知らずにも、「ほど」がある。
あの看板は、一体、何であったのか。まったく理解できない。
「国家100年の計」どころか、「国家IOO年の大失政」である。
日本国民への裏切り行為だ。「万死に値する」というほかはない。
◆ 「TBSニュース」より」
TPPの協定が合意に達したようだ。
≪新しいアジア太平洋の世紀、いよいよその幕開けです。かつてない規模の人口8億人、世界経済の4割近くを占める広大な経済圏が生まれます。そして、その中心に日本が参加する、TPPはまさに国家百年の計であります」(安倍首相)
「私たちの生活を豊かにし、チャンスをもたらす」と強調するとともに、コメなど農産物の重要5項目については、「関税撤廃の例外をしっかり確保することができた」と語りました。≫
◆ 「国家100年の計」とは、笑える
マスコミは、このニュースに一斉に飛びつき、まるで、ハチの巣をつついたような騒ぎである。
民主党政権の時には、「口を極めて」攻撃していた自民党の議員らも、いつのまにか、「羊」になってしまったようだ。
一体、何が、どうなっている。今の日本は。自民党政治は。これが、「国家10年の計」と言えるのか。
明治維新を断行した人々が、今の社会を想像していたか。
TVを、携帯電話を、パソコンを、自由自在に使い、離れたところの相手に、一瞬にして、コンタクト取ることが出来ると、予想することが出来たか。
それほど、文明の進歩のテンポは、はやい。
100年後の世界を予想するなど、もはや、「神」でさえ出来まい。
それを「国家100年の計」とは、「軽すぎる」にも、ほどがある。
これまでも、度々、書いてきたように、安倍氏自身を、個人的に攻撃しようという意思はない。
だが、これほどまでに、たびたび、「軽口」を述べ立てられると、もはや「性格」を疑わざるを得なくなる。それにしても、側近は、一体、何をしている。
安倍首相が、いくら、
「私たちの生活を豊かにし、チャンスをもたらす」
「関税撤廃の例外をしっかり確保することができた」
と、声高に宣言しようと、我々国民には、検証する「手だて」が、何もない。
この協定は、もとから、そういう「立てつけ」になっている。
すべてが「闇の中」で、おこなわれたのだ。
マスコミも、一切、情報は、持っていないはずだ。
だから、TPPが、「大筋で合意」に達した、としか書けない。おまけに、そのことを何の疑いもなく、「恥しらず」にも、安倍政権の広報誌となって、「宣伝」している。
そのことを、「情けない」と思うことさえ、しない。
やんぬるかな。
※ 長くの、中断、お詫びいたします。本日から、再開いたします。
この間も、相変わらず、このブログを訪れていただきました読者の皆様には、感謝いたします。
毎日は更新することが、出来ないかもしれませんが、これからも、よろしくお付き合いをお願いいたします。 By Kinugawa Satoru
(2015年10月10日)
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