2015年10月16日金曜日

維新の党、松野代表「衆参院議員9人を除名処分」に

「これでイイのだ」と思う。
当然の判断である。むしろ、遅すぎたぐらいである。
維新の党の松野頼久代表は、衆院議員9人を除名処分にした、と発表した。


外野から、いろいろな声」が聞こえてくることだろうが、何、気にすることはない。心ある国民の大半は、この決定を支持し、歓迎する事だろう。

◆ 「47ニュース」の記事より
維新の党の松野頼久代表は15日の記者会見で、橋下徹大阪市長が結成する新党への参加を表明している遠藤敬国対委員長代理や松浪健太選対委員長ら衆院議員9人と、地方議員ら153人を新たに除籍(除名)処分にしたと発表した。松野氏は「組織を守るため断腸の思いで決めた。分裂状態になった」と述べた。
 片山虎之助前総務会長、馬場伸幸前国対委員長ら3人は14日付で除名処分となっている。
 松野氏は除名の理由として、橋下氏に近い遠藤氏ら「大阪系」議員が執行部の決定に従わず、24日の臨時党大会開催を目指したことを挙げた。≫


「英断である」と思う。

これで、国会議員の除名者は、12人になった。
病気は、「被害がヒドクならないうちに、早めに対処する」のが一番である。

いつまでも「そのままにして、ほっておく」と、取り返しがつかないことなる。
だから、「早め、早め」の対策が必要だ。

なに、「大阪方」が、何と言ってこようとほっておけばいい。

相手は、一地方自治体の首長であり、「政治家を引退する」と公言した、人物である。いくら「創業主」であれ、もはや、「過去の人」である。

今の維新の党が「威信」を取り戻すには、どうすればよいのかを考えることが、最も重要なことだ。

それには、今の日本の国民が、何を望んでいるのかをしっかりと見極めることである。国民が、一番、政治家に望んでいることがなんであるのかを、よく考えてみることだ。

それには、今一度、初心に帰って、謙虚になることが、必要だ。国家議員と言えども、国民からの信頼があってこその「役職」である。

国民からの信頼がなくなれば、「ただの人」だ。たとえ、名目上、国会議員ということであっても、それは、「単なる、お飾り」に過ぎない。

そんなことなら、「ただの、国民でいる」ほうが、よほど、「マシ」だろう。

仮にも、国民を代表する所の国会議員ではないか。今こそ、胸を張って、堂々と、「公道」を歩め。多くの国民は、観ている。

今こそ、「創業者」の「後光」を排し、「自立」すべき時だ。

(2015年10月16日) 

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