2015年10月14日水曜日

日本共産党の志位委員長「32の1人区全部で選挙協力をしたい」

ここまでの「譲歩」にも、何の対応も取ろうとしないのか、民主党は。
心ある国民の多くは、そう感じているのではないか。
日本共産党の志位委員長が、「32の(改選数1の)1人区全部で自民を落として野党が勝つ構えで選挙協力をしたい」
という提案を行った。

志位委員長も、思い切った「提案」をした。それだけ、危機感が大きいのだろう。また、これまでの「反省」を込めても提案であろう。

自民党をここまでの「反国民政党」にした「責任の一端」は、共産党のこれまでの国政選挙においての「戦略のまずさ」にある。

個々の所を、今回のことで「身に染みた」のではないか。


 「毎日新聞」の記事より
共産党の志位和夫委員長は13日、毎日新聞のインタビューに応じた。共産党が呼びかけている来夏の参院選での野党選挙協力について「32の(改選数1の)1人区全部で自民を落として野党が勝つ構えで選挙協力をしたい」と述べ、すべての1人区で野党の選挙協力を進める意向を明らかにした。
 志位氏は「どの選挙区にも擁立するこれまでと同じ対応では国民への責任は果たせなくなる。共産党も変わらなければいけない」と述べ、党方針を大きく転換する姿勢を改めて示した。

 腰が引ける民主党。それでも、政権を取り戻す気があるのか疑問だ 

ところが、民主党内では、この提案に「反対する」勢力があり、明確な「受け答え」をしようとしていない。

記事は、次のように続けている。

≪共産は安全保障関連法で反対した民主など野党4党に構想を呼びかけたが、民主内の保守系議員らが政策的違いを理由に反発している。
 これに対し、志位氏は「安保法廃止と立憲主義回復の一致点で協力し、不一致点は横に置く。安保法廃止時には(自衛隊法など)現行の条約と法律の枠内で対応する。日米安保条約の解消に向けた措置は取らない」と述べ、他党と一致しない共産党の政策は棚上げする考えも強調した。≫
どうして、この提案に乗れないのか。
なぜ、「恐れる」のか。

それとも、国会でのあの「パーフォマンス」は、ただの「ショー」のつもりだったのか。国民に向けての「建前」として、一応「”反対する姿勢”を見せた」だけのことなのか。

民主党は、今「ここで飛ばずして、いつ飛ぶつもり」なのか。

(2015年10月14日)

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