2015年10月20日火曜日

システム開発「高齢認知症者の行方を早期発見」 大阪市大 

私にとっても、これは他人事ではない。
母親が、認知症であるからだ。
朗報である。
大阪市立大学の研究チームが、認知症の行方不明者(高齢者)を早期に発見するシステム開発に成功した。


この装置が普及し、認知症の高齢者を持つ「家族」が、不安が少しでも和らぐ日がくるのを待ちたい。


◆ 「47ニュース」より
認知症の高齢者に、位置情報を知らせる送信機を持ってもらい、自宅周辺で行方が分からなくなった際、速やかに見つけられるシステムを大阪市立大などのチームが開発し、19日発表した。数キロ四方の地域に位置情報受信用の装置を設置して網を掛ける仕組みで、比較的低コストで運用可能。
 チームの辻岡哲夫准教授(情報工学)は「地域での見守り体制を構築し、家族の肉体的、精神的負担を減らしたい」と話しており、年内にも実証実験を始める計画。≫

◆ 成果を喜びたいが、難点がある

まずは、朗報を素直に喜びたい。1日も早く、実用化し、実際に活用できるようにしてもらいたい。

認知症の高齢者の介護は、本当にたいへんである。ひどい人であれば、ひと時も目を離すことが出来ない。

それでは、介護するほうが、さきに「参って」しまう。その結果、「不幸な事件」が起こることもある。時々、ニュースで耳にする通りだ。

ちょっと、目を離した途端にいなくなってしまう。これが、一番困る。田舎でも、姿がみえなくなった「認知症の高齢者」を探すのは、大変だ。

まして、都会なら、なおのことである。「電車にひかれる」ようなことにでもなったら、目も当てられない。


ただ、このシステムには、「難がある」。
それは、当人がそれを「持ち歩いてくれなければ、どうにもならない」という点である。

相手は「認知症患者」である、たとえ「その装置」をカバンなどの入れて持たせていても、途中でそのカバンを捨ててしまえば、それまでである。

だから、「持たせない」工夫がいる。というより、本人が「持たなくても良い」ようにする「装置」がベストである。

それには、体に埋め込むしかない。テレビドラマなどで、よく出てくる「追跡センサー」の様なものを、想像していただければよい。

それであれば、「捨ててしまい」ようがない。
それでは、「非人道的だ」という声が聞こえてきそうである。

だが、「命には代えられない」のだから、それもやむを得まい。
私は、そう考える。

(2015年10月20日)

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