2013年9月19日木曜日

ゴミを捨てると逮捕される庶民、法律に守られて核のゴミを捨てる東電。

庶民(国民)をバカにした話だ。
IAEAでの、報告の話である。

2013年9月18日水曜日

鴨川の木材チップから、3千ベクレルのセシウムを検出。

鴨川の河川敷で、大変なものが見つかった。共同通信が伝えた。

滋賀県は17日、同県高島市安曇川町下小川の琵琶湖近くにある鴨川の河川敷などに木材チップ200~300トンが放置されているのが見つかったと発表した。
 県の調査でチップからは、最大で1キログラム当たり3千ベクレルの放射性セシウムが検出された」(2013/9/1 01:20)
 4月に住民からの通報があったのに、今頃の処理、発表だ。
嘉田知事は、直ちに会見を開いて、この間の事情を説明すべきだ。

これは、一人滋賀県だけの問題ではない。
今まで、どれほどの雨が降ったと思うのだ。
こんなことは、単に行政の怠慢で済まされることではない。

8000ベクレルでないから、さも問題がないように伝えている。
しかし、それは政府が、法を破って、勝手に決めた数値であり、そのものに、問題があるのだ。

それにしてもまったく、どういうことなのだろう。
写真でみる限り、大量の袋だ。

仮に、汚染された瓦礫でなくとも、行政が撤去すべきものだろう。
今まで放置され続けたことを、知事は、なんとも説明するつもりなのだろう。

しかし、考えてみると、これは、嫌がらせのために、わざと、なされたことなのかもしれない。
そうだとしても、嘉田知事は、脇が甘過ぎる。
こんなことでは、原発反対と言えるのかと、突っ込まれるのがオチだ。

住民も住民だ。
何故もっと早くに、行政に強く、撤去を言わない。
河川敷なら、関係がないのか。
        ◆              ◆                 ◆
私が住んでいるのは、木津川という川が流れている。
これも、琵琶湖水系のひとつだ。

時代劇で良く出てくる「流れ橋」と言う名前の橋が、架かっている。
台風などで川が増水すると、橋げたの上の板が流れるようになっている。
後でまたその板を集めて、再び、架けなおすのである。

今でも、時々使われているようだ。
橋の「両端」に、ワイヤーが張ってあるのが、ドラマなどに出てきた時、よく見ると、それが映っていて、すぐに分る。

ここもかなり、広い河川敷がある。
お茶どころということもあり、茶畑が、広がっている。

ここは、国土交通省の管理だ。
何故ここに茶畑が作られているのか、散歩のたびに不思議に思う。

琵琶湖で見つかったような大きな(ゴミ)の不法投棄はないが、ベッドのマットを捨てに来るような人もいる。
他に、自転車、テレビ、小型の冷蔵庫なども、捨てられている。
空き缶、ペットボトルは当然のごとくに、あちこちに散乱している。

高い堤防があり、人眼がないことを思えば、これでもいい方なのだろう。

つい、横道にそれました。元に戻します。
そういう訳で、私にとっては他人事では済まされない。
必ず、嘉田の会見を、見たい。
大坂ではガレキが焼かれ、またこんなことが、起きた。
このブログで、毎日のように東電の事故のことを記事にしているが、まったく予期しないことであった。

地域共同体が崩壊して、こういうことが起きても何の不思議がない世の中になってしまったことを、象徴するような出来事だ。

2013年9月17日火曜日

読売、産経ニュース、毎日の社説に見る「原発再稼働」の論説。

東電は、この台風を前に、タンクの堰にたまった汚染水を、基準以下だとして、排水した。
排水溝に流さず、地面にばら撒いたようだ。

そうすれば、直接に海に流さずに済むから、ということのようである。
こんなバカなことはない。子供だましもいい所だ。

2013年9月16日月曜日

また出たヒット。政府に「原発廃炉」を説く、北海道新聞の社説。

また、ヒットだ。
北海道新聞の社説のことである。

FOXドラマ[24]と、米国の苦悩。シリア攻撃を前に考える。

三連休なので少し軽い話題を。
FOXドラマ[24]に夢中である。

2013年9月14日土曜日

集団的自衛権について考える。(3)「行使」の容認と後方支援 。 ◆日曜版

集団的自衛権について考える、の最後の回です。
先週は掲載できず申し訳なく思います。

この事についてよく考えてみることは、米国がシリアへの軍事介入を意図している今、とても大切な事であると思います。

2013年9月13日金曜日

消費税はインボイス方式で、広く薄くかけるべきだ。

アリバイ作りの後、安倍首相が、消費税の値上げを決定した様である。
東京新聞の記事から。

五輪決定で、一儲けをたくらむ輩に、スポーツを論じる資格はない。

東京五輪が決まり、にわかにスポーツ熱が強まりそうである。
産経ニュースが、次のように報じた。

2013年9月12日木曜日

栃木でホットスポット発見。東電、マスコミ、政府を信じず、自衛しよう。

五輪のプレゼンのおいて、汚染水は、「ブロックされている」「健康問題は、今の現在も将来も全く問題がない」と大見えを切った安倍首相だが、その足元から、崩れた。

みのさんの受難、みのさん「死んで」テレビも死ぬか。

少し前にテレビを捨てた。
余りのドギツサに見続けるに堪えられなくなったからである。

2013年9月10日火曜日

トルコの学生死亡事件で、直接関係がない大学当局が会見を開く愚。

日本の高等学校が全入同然の形になるとともに、日本の大学が、「レジャーランド」化したと言われるようになって、ずいぶん経つ。

2013年9月9日月曜日

国会議員は、外遊などしていないで全員が、東電の事故現場を視察せよ。

五輪の喧騒をよそに、ひっそりと、臨時国会の開催が10月の15日に決まりそうである。
安倍首相は、福島の東電の汚染水の問題に対して、国が前面に出ると言いながら、国会の開催を、一月あまりも先送りにした。

オバマ大統領がシリアへの軍事介入を急ぐのは何故か(5)

                                                      第136号
ここにきて、オバマ大統領が揺れている。
G20で、あまりいい成果が出なかったようだ。
それでロシアに八つ当たりするまでになってきている。

だから、この連載もタイトルの変更が必要になりそうだ。


それにしてもオバマ大統領が、ここまで軍事介入にこだわる理由はなにか。
「仮に化学兵器が使用されていなければ、軍事介入をしないのか」というように、問を変えて考えてみようと思う。

オバマ大統領は、二期目だから選挙のことは気にする必要がない。

米国の国益というが、米国への差し迫った、軍事的脅威はない。
だいいち、世界で圧倒的な軍事力を持つ米国に、自分から戦争をしかけるバカはいないだろう。
そんなことをする人間は、「ドンキホーテ」ぐらいだ。

確かに国内は、大揺れだ。

しかし、震度で言えば、マグネチュード4ぐらいか。
まだ十分に耐えられる揺れだ。
    ◆                 ◆                 ◆
ではシリア側はどうか。
米政権は、シリアの反アサド組織に、今まで、多くの支援をして来ている。

だから軍事介入が急に日程に上ってきたわけではない。

実は、「米上下両院の情報特別委員会は23日までに、オバマ政権が決めたシリア
反体制派への武器供与承認で合意」していたのであった。

反アサド政権への、これは明確な後方支援だ。

だからオバマ大統領は、軍事介入をすでに決めていた。いやすでに行っていた。

また、シリア反体制派を支援する米欧やアラブ各国による「シリアの友人会合」の
閣僚級会合(は)・・・22日、・・反体制派が必要とするあらゆる装備を緊急に供与
する」との声明を発表
した。
また同時にレバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラが、同盟関係にあるアサド政権を
支援するためにシリアへの介入を深めている。・・・(この)イスラム過激派勢力についても
強い懸念を表した。

さらに、 ケリー米国務長官は、武器供与などの目的は、【米国がロシアとともにシリア問題の
「政治的解決」に向けて開催を模索している国際会議を実現するため、「戦力の不均衡を
是正する」のが目的だと強調した。

一方で、ヒズボラは、シリアに数千人の戦闘員を派遣し、反体制派との戦闘に加わって
いるらしく、戦況は予断を許さない状況だ。むしろ、劣勢だ。

こうして観るとようやく見えてきた。ようやく、見つけた。そして分った。

ここで必要になるのは、「真珠湾攻撃」だ。
トンキン湾だ。
大量破壊兵器だ。

このままでは反アサド側が負けそうだ。もう武器供与の段階ではない。
直接的な軍事介入が必要な段階だ。

そこで登場したのが、8月21日の「科学兵器の使用による大量殺人」のでっち上げだ。
米国の政権が用いる、いつもの手である。

シリアが安定すれば、レバノンが安定する。
そうなれば今度は、米国の同盟国のイスラエに危機が迫る。・・・
おそらくこんなシナリオではないかと思う。

もっとも、米政権の奥底にある戦略思想は、「中東の不安定さを維持する」
というものではないかという気がする。
なぜなら米国の政権は、常にどこかでの戦争━━もしくは内戦が━━を必要としている
と思うからである。
それは米国が建国以来、200回に及ぶ戦争を経験してきていることからも明らかである。


オバマ大統領がリアへの軍事介入を急ぐのは、今のままではアサド政権が内戦に勝利し、
そのことによって、米国の中東での立場が危うくなるからである、と結論することができる。

我々はここに、オバマ大統領が軍事介入を急ぐ理由を見出す。
シリアのアサド政権が安定すれば、イスラエルが危ない。そうなれば中東での
米国の足場がなくなる。
それを恐れてのことであることであると、思う。

2013年9月8日日曜日

五輪決定のツイートを、比べる。賛成派と反対派の、つぶやきに見る世相。

                                                    第135号
2020年の五輪の東京での開催が決まった。
この事に関連して、いくらかの記事を出した。

其れとは別に現時点での、世間の見方を、後世のために記録しておきたく、代表的なものを取り上げた。
選択したのは、現時点での(2013/9/8  9;00)のものである。

ここに取り上げた「個々のツイート者」に、特に思い入れがある訳ではない。
もっぱら、内容を見て、取り上げた。
また、このツーイートに、コメントも入れない。
そのままをのせた。

また、どちらに決めたかの判断は、夢洛堂が独自に行ったものである。
その点は、誤解のないように、お願いする。

もちろん、批判派、賛成派という区別も、同様である。
掲載の順番がこうなったのは、この瓦版の立場が、批判派に属するからである。

≪批判派≫
素直に喜べない。この影で隠そうとするものが多すぎる。関係国にどれだけの支援の約束を取り付けたんだ?福島に使う金よりもはるかに多い口約束をしたことでしょう。東京五輪税とか考えてるかもね。/20年五輪:東京開催が決定 56年ぶり2回目
2020年「東京五輪」に決定 - MSN産経ニュース おめでとう!!本当におめでとう!!これを皮切りに東日本の復興が加速し、より一層原発対策に力が入ることを願う。日本第二の復興の象徴になればいいなと思う。そして、反日の奴らザマァ(笑)

おめでとう!56年ぶりとなる夏季五輪の東京開催!今年に入ってから国際世論による日本旋風をひしと感じる。暗鬱な情勢の中、日本が自ら掴んだ勝利と希望の光であり歴史的快挙と言える。 ⇒ 2020年「東京五輪」に決定 - MSN産経ニュース
東京オリンピックは防衛上、抑止力となる。将来のオリンピック開催国への武力行使は、それこそ国際社会への脅威、平和の祭典への冒涜なのだから。この7年で尖閣問題を片付ければいいのだ。RT 2020年「東京五輪」に決定 - MSN産経ニュース

2020年「東京五輪」に決定  本当にハッピーな朝になりました。決戦はイスタンブールとだったんですね。安倍首相、猪瀬知事その他関係者及び国民の皆様、本当におめでとうございました。

(ここまで)


2013年9月7日土曜日

五輪誘致狂操曲で、二国に分断された日本の行方はどうなるか。

五輪が、スポーツの祭典でなくなって、久しい。

テレビの登場は、それに輪をかけた。

2013年9月6日金曜日

国連事務総長の談話と、オバマ政権の動きについて考える。

 国連の潘基文(バン・キムン)事務総長が、シリアへの武力行使についての、見解を述べた。
その中で事務総長は、武力行使が許されるのは、自衛目的か、国連安保理の承認を得て場合に限られると述べた。

英国にフラれ、米国議会に助けを求めたオバマ大統領の窮地は如何に。

英国議会がシリアへの軍事介入を否決したことで、米国のオバマ大統領が、米国議会に助けを求めた。

英国議会では、化学兵器が使用されたわかる、確実な証拠の提出を、キャメロン首相に求めた。

2013年9月3日火曜日

ぜひに再稼働したい政府が、大飯は活断層なしの判定をした。

昨日、大飯原発が、定期検査のために、発電を停止しました。
これで日本国内の原発の全ての施設が、発電を停止したことになります。

しかし、同時に、驚愕すべきことが、規制委から、発表されました。産経ニュースが伝えた。

2013年9月2日月曜日

オバマ政権がシリアへの軍事介入を急ぐのは何故(4)(改題)

シリアの内戦に、オバマ政権が軍事介入を急ぐのは何故かを考えるうえで、この号では3点について考察します。

1点目は、中東情勢そのものについてです。

2点目は、アフガンニスタンの米軍の撤退に関連することです。
3点目は、米国の国内事情にかんしてです。

2013年9月1日日曜日

集団的自衛権について考える。(2)日米安保条約の持つ意味◆日曜版

前回の続き。日米安全保障条約(以下、安保条約といいます)について考えてみます。
安保条約は戦争に負けた日本が、アメリカの占領下より独立するにあたって、アメリカと取り結んだ軍事同盟である。