2013年7月27日土曜日

茨城県の工業団地で高濃度放射線■■■ 原子力規制委員会は信用できない

今頃になって、発表した。
原子力規制庁は、規制委員会の事務局である。
やはり、原子力規制委員会は、信用できない。


原子力規制庁は25日、茨城県北茨城市の南中郷工業団地で12日、毎時7マイクロシーベルトの
高い放射線量が測定されたと発表した。日本原子力研究開発機構からの連絡で明らかになった。原子力機構によると、測定時の前後に周辺の工場で放射線を使った非破壊検査が行われており、何らかの原因でその放射線を測定した可能性があるという。

年間の被曝線量に単純換算すると約60ミリシーベルトに相当する線量が
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130725/dst13072522050008-n1.htm

こんな高濃度の放射線量が測定されたのに、14日もたってから、発表した。

茨城市は12日に測定している。
それを12日後の24日に、研究機構に持ち込んだと言う。
これが本当なら、茨城市は、記者会見を開いて、経過を説明する責任がある。

選挙が終わったとたんに、このような情報が表に出てくると、本当にその通りであるのか、疑わしい。参議院戦挙に影響を与えることを恐れてのことである、としか思えない。
23日には、東電が汚染水の海洋流出を認めたばかりである。

本当にこの通りであるのか。
報じられたとおりであるとすれば、規制委会は直ちに、茨城市に行政命令を出し、原因を特定するべきである。
また、茨城市の報告が遅れたことについても、問題にするべきである。

田中委員長も会見を開くべきである。

これを報じたのは、産経ニュースのみである。
他の報道機関は、口をつぐんでいる。
これも問題だ。(もしかして、他に報道があり、当方が探しきれなっかったのかもしれないが)

こんな重要な事を、全国紙で報道するところがないのは、どうしたことであるのか。
報道機関も、今や強大な権力を手に入れた政府には、逆らいたくないのであろうか。

真相は、どこにあるのか。
今後の報道機関の動きを注視したい。
(中部大学 武田教授のブログで初めに情報を得ました。感謝します。)