どこまで続く東電のごまかし■■■また高濃度放射性物質を検出

東電がまた新たに、放射性物質が検出された、と発表した。
しかも、昨日東電の社長の会見では、何も言わずに、である。
もうすでに分かっていたはずである。

昨日を採取したと言うのは、嘘であろう。
昨日の会見で社長が述べたことは、単に会見のためのポーズにすぎなっかた。
やはり、「立派なプランや計画がある」というのは、口からのデマカセであった。
しかし、すぐにわかることを、何故言わなかったのだろう。

それにしても、基準値の２０００倍を超すセシウムが発見されたのである。
もう東電のごまかしは、際限がない。これから先も、何が出てきてもおかしくない。

東京電力は２７日、福島第１原発２号機タービン建屋東の地下でケーブルなどの配管が通る部分のうち、海から約５０メートルの地点で採取した水から、１リットル当たり２３億５０００万ベクレルのセシウムなど高濃度の放射性物質が検出されたと発表した。事故当時の汚染水が滞留している可能性があるという。
　東電によると、採取したのは２６日。測定の結果、セシウム１３４が１リットル当たり７億５０００万ベクレル、セシウム１３７が同１６億ベクレル含まれていた。また、ストロンチウムなどのベータ線を出す放射性物質も同７億５０００万ベクレル検出された。
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2013072700156

なぜこうも次々と、小出しに出してくるのか。

選挙が終わった途端に、こんな事実を発表するなど、まったく国民を、バカにしきっている。
滞留だけで済む話なのか。

報道も、よくまあ、まるで、予期していたかのように、こんなに淡々と報道できるものだ。
なんだか、空恐ろしくなってきた。

規制委会は、早急に立ち入り検査を実施し、事実の解明を急ぐべきだ。
何度でもいう。
もう東電は、ダメである。
東電に任せておいては、日本は本当に、人が住めなくなる島になりかねない。

国会も、選挙後のゴタゴタは、しばらくおいて、すぐに動くべきだ。
権限のある機関が１分でも早く動いて、調査し、国の総力を挙げて取り組むべきである。

立ち入り検査をし、徹底して調べて、対策を取らなければ、本当に手遅れになる。
原子炉の状態、建屋の状態、などを調べ、国民に正確に公表することが、必要だ。

もう、すべての原発は、再稼働するべきではない。
安全審査も打ち切って、どんなにお金がかかろうとも、原発以外の火力発電で電力をまかなうしかない。

そしてもう東電は、原発から手を引くきべきである。
再稼働の審査など、申請する資格はない。