2015年10月11日日曜日

当面は「憲法9条は改正しない」と表明 岸田外相

表面的には、盤石に見える安倍政権も、実際のところは、そうでもないらしい。
「安保法案」で、中谷大臣とともに、先頭にたって答弁をしていた岸田外相が、憲法第9条は、「改正する必要がない」、という見解を表明した。




安倍首相の憲法改正における積極的な姿勢とは、真反対の考えを明らかにした。


◆ 「TBS NEWS」の記事より  

「結果として、当面、憲法9条自体は改正することを考えない、これが私たちの立場だ」と語りました。
「今の国際社会で日本の国民の命や暮らしを守るために、今のままで本当にいいのか、何が足りないのか、しっかり議論する。今の私たちの憲法において、どこまでが許されるのか、その限界について、とことん議論していく。これも大切な議論だという風に思います。その結果として、当面、憲法9条自体は改正することを考えない、これが私たちの立場だと思っています」

◆ 彼らが政権の座に居座る事は、許されない

もっとも、岸田大臣は、こういう風に述べていても、基本的な姿勢は、変わっていない。とまり、「安全保障関連法の必要性」については、その見解をかえたわけではない。

しかし、そてにしても、「よくまあー、こんなことをいまさら、よく言うよ」というのが、大分の国民の反応ではないか。私も、そうだ。

「今のままで本当にいいのか」
「何が足りないのか」
「しっかり議論」

これが、「安保国会」の審議の目的ではなかったのか。

「どこまでが許されるのか、その限界について、とことん議論していく」を、国会の場において、するべきではなかったのか。

岸田氏がいうように「とことん」議論するべきではなかったのか。
そして、岸田大臣は、その責任を果たすべき立場にいた。

それを、「のらり、くらり」とかわし、「逃げて」ばかりいて、正面からの議論を避けたのは、岸田大臣らだ。

まったく、関係のないことを「ダラダラ」と述べたてたのは、岸田大臣らである。

それを今頃になって、こんなことをいうのは、結局、あれほど、採決を急いだのは、安倍首相が米国の議会で行った演説が、原因であった。そのことを証明するものである。

と区画、数に物を言わせて、採決をして、米国への約束を果たす。それで、「メンツ」が保てる。あとは、何とでもなる。そういう、ことではないのか。

まったく、恥ずべき、面々だ。
これから先、3年間も、彼らが政権の座に居座る、などということは、許せない。

今、日本の国民に必要な決意であり、忘れてはならない、「心構え」である、と思う。

(2015年10月11日)

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