丹沢湖畔で事故の状況が、詳しく解ってきました。
1) 東京新聞 が報じた記事より_
図の①が車で渡ろうとしたとした地点。②が、車が、発見された地点。矢や、右の木立と山の囲まれたところに見えているのが、一家のテント。山沿いに川があり、テントを張った所は、中州になっていました。
1) 東京新聞 が報じた記事より_
図の①が車で渡ろうとしたとした地点。②が、車が、発見された地点。矢や、右の木立と山の囲まれたところに見えているのが、一家のテント。山沿いに川があり、テントを張った所は、中州になっていました。
『・・・ルミさん(母親)は、一日午後十一時二十五分ごろ、現場から約二キロ下流の川の中で見つかった。
凱風君(長男)は二日午前四時四十五分ごろ、現場から約三キロ下流の河原で、舞奈ちゃん(長女)は同日午前八時五十五分ごろ、さらに約一・五キロ下流の河原で見つかった。
ルミさんの夫で会社経営の慎也さん(43)も流されたが岸に泳ぎ着き、右手にけがを負った。
凱風君(長男)は二日午前四時四十五分ごろ、現場から約三キロ下流の河原で、舞奈ちゃん(長女)は同日午前八時五十五分ごろ、さらに約一・五キロ下流の河原で見つかった。
ルミさんの夫で会社経営の慎也さん(43)も流されたが岸に泳ぎ着き、右手にけがを負った。
署などによると、大森さん一家四人は一日午前、乗用車でキャンプ場を訪れ、川を挟んだ対岸にある「アドベンチャーゾーン」と呼ばれる四輪駆動車専用のキャンプ施設にテントを張っていた。
同日午後八時前、慎也さんがキャンプ場内の売店に食材などを買い出しに行ったところ、店員に「雨が強いので避難した方がいい」と勧められた。アドベンチャーゾーンに戻りルミさんら三人を乗せて車で川を渡ろうとした際、車が流され横転した。
同日午後八時前、慎也さんがキャンプ場内の売店に食材などを買い出しに行ったところ、店員に「雨が強いので避難した方がいい」と勧められた。アドベンチャーゾーンに戻りルミさんら三人を乗せて車で川を渡ろうとした際、車が流され横転した。
車内に水が入ってきたため、慎也さんは足で窓ガラスを割った。後部座席にいた子ども二人を外に出し、助手席のルミさんに声をかけたが返事がなかったため、はい出て自力で岸にたどり着いたという。
川で立ち往生していた車を目撃した横浜市の男性会社員は「ゲリラ豪雨と雷の音がひどく川の水位がみるみるうちに上がっていた」と語る。
川で立ち往生していた車を目撃した横浜市の男性会社員は「ゲリラ豪雨と雷の音がひどく川の水位がみるみるうちに上がっていた」と語る。
県西土木事務所によると、キャンプ場近くの雨量計のデータでは、午後七時半から四十五分間で計五一ミリの大雨が降った。・・・
雨が降り始める前の一日午後七時半時点では、川の水位は十五センチだった。その後、水かさが増し、午後八時半には三十センチ、八時四十五分には八十五センチに達した。
管理事務所の門松正治ダム管理部長は「ここまで瞬時に水かさが増すのは異例だ。キャンプ場は、すり鉢の底のような地形にあり、水が一気に流入したのではないか」と話している。
ただ、河内川は下流に行くほど深くなる傾向があり、現場の水位はこの記録よりは低かったとみられるという。』(東京新聞 8/2)
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014080290135741.html
2) テントを張る場所を間違えた
避難が遅れたことが、事故の原因でした。雨が降り始めて時、すぐに、逃げるべきでした。そうすれば、事故の遭わずに済んだ事でしょう。
もっと言えば、中州にテントを張らなければ、何もなくて、無事に帰って、これた事でしょう。この事が、一番の原因です。父親の責任でしょう。もっとも、その責任は十分に取らされることになったのすから、これ以上、責めることは酷な気がします。
3) ゲリラ豪雨に危険性を、 何故、気が付かなかったのか
それにしても_責める訳ではなく_雨が降り出したときに、「これは危険だ」と何故、判断できなかったのでしょう。これは、ゲリラ豪雨かも知れないと思わなかったのでしょうか。まして、父親は、「会社経営」者であるということですから、なおのことです。
今日では、危機管理という事が盛んに叫ばれています。当然に、率先して、それを実行する立場にあったはずです。従業員にも、普段から、そのように指導しておられたことでしょう。それなのに・・・。
状況からして_4輪駆動の車が流されるほどの水流であったのであれば、子供たちが、流されることは、無理もない事です。ここでの判断のミスがあった気がします。_これは、決して、父親を責めることが目的で、言っている事ではありません。今後の教訓にすべきと思うから、言っている事です。
まだまだ、夏休みは、始まったばかりです。このようなニュースを、これ以上聞かなくてもよいように、現場の管理者、責任ある立場のみなさんが、十分に注意を払われることを願ってやみません。
亡くなられた3人のご冥福をお祈りいたします。
(2014/8/2)
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014080290135741.html
2) テントを張る場所を間違えた
避難が遅れたことが、事故の原因でした。雨が降り始めて時、すぐに、逃げるべきでした。そうすれば、事故の遭わずに済んだ事でしょう。
もっと言えば、中州にテントを張らなければ、何もなくて、無事に帰って、これた事でしょう。この事が、一番の原因です。父親の責任でしょう。もっとも、その責任は十分に取らされることになったのすから、これ以上、責めることは酷な気がします。
3) ゲリラ豪雨に危険性を、 何故、気が付かなかったのか
それにしても_責める訳ではなく_雨が降り出したときに、「これは危険だ」と何故、判断できなかったのでしょう。これは、ゲリラ豪雨かも知れないと思わなかったのでしょうか。まして、父親は、「会社経営」者であるということですから、なおのことです。
今日では、危機管理という事が盛んに叫ばれています。当然に、率先して、それを実行する立場にあったはずです。従業員にも、普段から、そのように指導しておられたことでしょう。それなのに・・・。
状況からして_4輪駆動の車が流されるほどの水流であったのであれば、子供たちが、流されることは、無理もない事です。ここでの判断のミスがあった気がします。_これは、決して、父親を責めることが目的で、言っている事ではありません。今後の教訓にすべきと思うから、言っている事です。
まだまだ、夏休みは、始まったばかりです。このようなニュースを、これ以上聞かなくてもよいように、現場の管理者、責任ある立場のみなさんが、十分に注意を払われることを願ってやみません。
亡くなられた3人のご冥福をお祈りいたします。
(2014/8/2)