2014年8月27日水曜日

政府の有識者検討会が、大規模地震について予想。規模は、最大マグニチュード(M)7・9、最大津波高は二三・四メートルとなった。

政府の有識者検討会が、大規模地震についての予想を、まとめた。
沿岸で発生する地震の、最大規模の予想は、最大マグニチュード(M)7・9。
最大津波高は北海道せたな町の二三・四メートルとなった。

1) 東京新聞 の記事より__。

『日本海沿岸で津波を起こす可能性のある大規模地震の想定を、政府の有識者検討会が二十六日まとめた。沿岸で発生する地震は最大マグニチュード(M)7・9で政府の有識者検討会、最大津波高は北海道せたな町の二三・四メートルとなった。各道府県では今回の想定をもとに津波による浸水地域を設定する。

 北海道-九州の沖合にある六十の活断層について、起こり得る最大の地震規模を推定し、発生する津波高を計算した。M7・9と推定された断層は北海道宗谷岬沖と青森県沖の二カ所津波高は北海道奥尻島の一部でも一八・八メートルに達するなど、北海道から東北の沿岸で大きな数字になった。

 北陸では、石川県珠洲市の一部で一五・八メートルが予想されるなど、日本海に突き出した能登半島で津波が高くなる傾向がみられた。日本海岸にある原子力発電所の津波高は各原発の想定を下回った。


 日本海の地震は断層が陸地に近く、数分で津波が到達する場所が多かった。また、太平洋側で起こる同規模の地震に比べて海底の隆起や沈降が大きく、津波が高くなりやすいという。

検討会の座長を務めた阿部勝征・東京大名誉教授は同日、会見し「強い揺れを感じたらすぐ避難することを忘れないで」と日ごろの心構えの大切さを訴えた。・・・』(東京新聞 8/27)

2) 驚くべき予想(数字)が、出された。

驚くべき予想(数字)が、出された。

特に、注目すべきは、__太平洋側の同規模の地震に比べて__日本海の地震は、海底の隆起や沈降が大きく、津波が高くなりやすいという、点だろう。

ただ、この報告では「日本海岸にある原子力発電所の津波高は各原発の想定を下回った」とされている。

この部分については、疑問がある。
少し、作為を感じる。

日本海岸には、集中的に原子力発電所が、建設されているからである。
再稼働を待ているいる原発施設が、「目白押し」なのである。

また、「北海道から東北の沿岸で大きな数字」になったという点も、見逃せない。

3) 日本にある原発施設は、すべてが海岸沿いにある

現在、日本にある原発施設の地図を、示した。





























全国で、17か所、54基の原発が存在する。

特に、若狭湾は、原発銀座と言われるぐらい、その数が多い。
ここだけで、13基もある。

次の多いのが、福島にある東電の原発施設だ。もっとも、これは、3・11で、壊れ、だめになっている。

ほかには、新潟である。
ここには、6基ある。

この地図で見ると、ちょうど、日本列島の中心部__いわば、腰に当たる部分__に、原発の施設が集中している事が分る。

そして、にhンの原発に施設に建設地は、ひとつの大きな特徴が見られる。
それは、すべてが、海岸沿いに建設されていることである。

これが、津波の影響を無視する事が、出来ないことの理由だ。
水の利用を重視したことで、半面、水を心配しなければならないという「ジレンマ」に陥っている。

(2014/8/27)