2014年8月9日土曜日

米軍イラク空爆の、実態。レーザー誘導爆弾500発投下。米軍こそ、過激派ではないのか。

このような攻撃を行う米軍を、「過激派」とは、呼ばない不思議。
レーザー誘導爆弾500発もの投下が限定的と言えるのか。
米軍のイラク空爆の、実態。


 米軍の、イラクでの空爆の継続を伝える動画

盛んに、「限定的」という言葉が使われている。
何処かの国の、首相が盛んに用いた言葉だ。
この現実を、忘れないでおこう。





◆  米軍、イラク過激派に追加空爆



ZEIT ONLINE より転載

『米軍は8日、イラク北部でイスラム教スンニ派の過激派組織「イスラム国」を狙った空爆を継続し、第2波、第3波の攻撃を加えた。米国の高官らによると、空爆は同国北部のクルド人自治区中心都市アルビルにイスラム国が進撃するのを阻止することを目的としている。
 第2波の攻撃では米軍の無人攻撃機がイスラム国の迫撃砲陣地を破壊。高官らによると、その後、元の位置に戻った過激派の戦闘員に対して無人機が再攻撃を加え、過激派に複数の死者を出した。
 高官らはまた、第3波の攻撃ではFA-18戦闘機4機がアルビル郊外のイスラム国の車両7台と迫撃砲陣地を狙ってレーザー誘導爆弾を合計8発投下し、爆破したと明らかにした。

 オバマ米大統領は7日、イスラム国に対する米軍の限定的な空爆を承認したことを明らかにしていた。8日には国防総省が、米軍の戦闘機FA-18がアルビル郊外の砲兵隊にレーザー誘導爆弾500発を投下したと発表した。』(CNN)
http://jp.wsj.com/news/articles/SB10001424052702303570604580080232158944738?mod=WSJJP_hpp_LEFTTopStoriesSecond

 理不尽な空爆を行う米軍は、「過激」ではないのか。

このような攻撃を行う米軍を、「過激派」とは、呼ばないのが不思議でしょうがない。「過激派」とは、イスラム国を指し示す言葉なのか。

少数の自国民が、危険にさらされる可能性があるというだけで、他国に行って、このような、理不尽な空爆を行う米軍は、「過激」ではないのか。

また、フランスも、米国への協力を申し出たようだ。
ロイターが、報じた。
    ↓
http://jp.reuters.com/article/mostViewedNews/idJPKBN0G81FD20140808

 ロイター も、記事を載せた

また、ここに行くと、ロイターの動画が見られます。
オバマ氏の会見を見る事が出来ます。
    ↓
http://jp.reuters.com/video/2014/08/08/%E7%B1%B3%E5%A4%A7%E7%B5%B1%E9%A0%98%E3%81%8C%E3%82%A4%E3%83%A9%E3%82%AF%E3%81%A7%E3%81%AE%E9%99%90%E5%AE%9A%E7%9A%84%E7%A9%BA%E7%88%86%E3%82%92%E8%A8%B1%E5%8F%AF%E5%AD%97%E5%B9%95%E3%83%BB8%E6%97%A5?videoId=337389862&videoChannel=201

米国の政府は、「大量虐殺を阻止する」という名目のもと、どれだけのイラク人を殺戮すれば気が済むのだろう。

「大量破壊兵器を隠し持っている」という理由で、米国が始めた侵略戦争で犠牲になったイラク人の死者は、__いろいろな統計数字がある。一番多いのは、約110万人__約50万人である、と言われる。(wikipedia)

イラクに混乱を持ち込んだのは、米国の政府自身だ。
オバマ大統領は、もう、イラクから、完全に手を引くべきである。

(2014/8/9)