2015年11月6日金曜日

アル・ゴアにとっての”不都合な真実”「南極の氷は増えている」と、NASAが証明 

「南極の氷は増えている」事が解った。これは、アル・ゴアにとっての「不都合な真実」といえるだろう。「温暖化すれば、氷が減る」というのは、真実ではない、ことが解った。米航空宇宙局(NASA)のチームが、明らかにした。


南極の氷床は、「増加分が減少分を上回る」ということがわかった。つまり、全体としては、増加しているというわけである。



 南極大陸の氷は、増えている=「CNN」

南極大陸で年々失われていく氷よりも、増えている氷の量の方が多いとの研究結果を、米航空宇宙局(NASA)のチームがこのほど発表した。事実ならば、南極氷床の融解が海面上昇につながっているという従来の説は覆される。

NASAのチームは南極氷床の高さを人工衛星から計測したデータを調べ、その変化の様子から結論を導き出した。

南極大陸は米国とメキシコを合わせたほどの面積。氷の増減は大陸全体で一律に起きているわけではない。南極半島を含む西南極の一部で氷床の融解が進む一方、東部や内陸部の一部で氷が増加傾向にあることは、かねて指摘されていた。今回の研究では、この増加分が減少分を上回ることが明らかになったという。

氷が増加しているのは、1万年前から続く降雪の増加が原因とみられる。雪は年月を経て積み重なり、圧縮されて氷となる。

チームによれば、こうして1992~2001年には年間1120億トンの氷が新たに加わった。02~08年はペースが下がり、年間820億トンの増加となった。≫


 「政治と科学」の区別が必要

この記事のママでは、「不都合な真実」になることを恐れたのか、CNNの記事は、最後に次のような言葉を付け加えるのを忘れていない。

つまり、こうだ。

≪西南極での氷床融解は次第に加速している一方、氷の増加傾向は近年緩やかになってきた。そのため今後20年のうちに、減少分が増加分を上回ることが予想されるという≫と。

ようするに、「地球温暖化」は、間違いなく、地球上で起こっている。そして、それは、加速されつつある、といいたいのだ。

この氷床の増加をもって、「地球温暖化」説を否定しているわけではないといいたいのだ。

IPCCの報告書でも、「地球温暖化」が進めば、南極の氷は「増える」という記述がある、という指摘は武田邦彦中部大学教授などによって、早くからおこなわれてきた。

だからいまさら、べつにおどろくほどの「出来事」ではない。IPCCや、武田教授らの指摘が、「裏付けられた」というにすぎない。

それにしても、最近は「アル・ゴア氏の名前」をあまり聞かなくなってきた。ゴア氏は、いまでも「不都合な真実」で、「稼い」いるのであろうか。

また、日本でも、声高に、「温暖化」を言う人々は、少なくなっているように思える。最近の、日本の気象を考えれば、当然のことだ。

昨日も、すごく冷え込んだ。散歩をしていても、肌寒かった。秋が、短くなってきているように感じる。気象台は、12月の気候であると、報じてた。

昨年は、当地でも、例年になく、雪が多く降った。おそらく、今年も、変わることなないと思う。

もう、この「不都合な真実」を、ハッキリと認める秋(とき)だろう。我々は、「温暖化」より「寒冷化」に備えるべき時であろう。

今こそ、現実をしっかりと見つめ事実を受け入れ、「政治と科学」を区別し、前進すべき時である。

(2015年11月6日)

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