パリのテロ事件の「ヤラセ」は、このためのものでもあった。そう感じる。
「COP21」を前にして、パリで環境団体などが、「人間の鎖」。一部が「暴走化」し、200人の逮捕者がでた。
★ デモ「暴走化」=「BIGLOBE」(+共同通信)
【国連気候変動枠組み条約第21回締約国会議(COP21)の開幕を翌日に控えたパリで29日、環境保護を訴える有志ら約4500人(警察発表)が「人間の鎖」をつくった。暴徒化した一部参加者が警官隊と衝突し、催涙ガス弾で鎮圧される騒ぎも発生。けが人はなかったものの、カズヌーブ内相は騒動に関わった208人の身柄を拘束したと発表した。】
★ 自由の国、フランス
現場周辺は、地下鉄の駅が一時閉鎖。機動隊が周囲を取り囲み、物々しい雰囲気に包まれた、と記事は書いている。
彼らは、自動小銃を抱えている、ということだ。パリでのテロ事件の影響だろうが、過剰警備もいいところである。デモ隊が反発するのも無理はないだろう。
また、現在のパリでは、デモ自体が禁止されているのだという。(この記事では、「自粛」中と報じられていて、真相はよく解らないが・・・)
もし、これが事実だとすると、自由の国、フランスの人々である。それに素直に従っては、「自由が泣く」というものだ。
この会議には、多くの国の首脳が参加する。オバマ大統領、習近平国家主席も「パリ入り」をしている。そのために、警備が大変だ。
パリで起こされた「テロ事件」のようなものがあれば、それを口実に、過剰警備をすることが出来る。そうすることが、許される。
★ 一石二鳥の「名案」
また、シリアへの「空爆」にフランスが参加することにも、フランスの国民は反対することが、出来ない。そうすると、一石二鳥と言いうことになる。
フランス政府にとって、これほど、好都合なことはない。これこそ、権力の横暴だということになるが、パリでの「テロ事件」で「興奮した」市民の感情は、制御する事をできないだろう。
政府への批判となって、向かうことはないであろう。「熱狂した」市民が、政府に反旗を翻すことはないだろう。そうすることは、できないだろう。
これをキッカケに、フランスは「警察国家」としての歩みをとり始めることになりそうな気配である。これまでは、抑制的であったフランスが、シリアへの空爆に参加することで、「シリアでの内戦」は、「世界大戦の様相」を呈し始めてきているように感じる。
そう思うのは、私だけであろうか。「穿った」観方、ということになるのだろうか。しかし、これを「心配症」とかたずけることは出来ない、のではないか。
これまでの「戦争」は、「チョットした」ことが、その引き金となった。それは歴史が教えるところである。
「杯一ぱいの水から、大河の流れを知る」という、「先見性」を持つことが、求まられている。
(2015年11月30日)
「COP21」を前にして、パリで環境団体などが、「人間の鎖」。一部が「暴走化」し、200人の逮捕者がでた。
★ デモ「暴走化」=「BIGLOBE」(+共同通信)
【国連気候変動枠組み条約第21回締約国会議(COP21)の開幕を翌日に控えたパリで29日、環境保護を訴える有志ら約4500人(警察発表)が「人間の鎖」をつくった。暴徒化した一部参加者が警官隊と衝突し、催涙ガス弾で鎮圧される騒ぎも発生。けが人はなかったものの、カズヌーブ内相は騒動に関わった208人の身柄を拘束したと発表した。】
★ 自由の国、フランス
現場周辺は、地下鉄の駅が一時閉鎖。機動隊が周囲を取り囲み、物々しい雰囲気に包まれた、と記事は書いている。
彼らは、自動小銃を抱えている、ということだ。パリでのテロ事件の影響だろうが、過剰警備もいいところである。デモ隊が反発するのも無理はないだろう。
また、現在のパリでは、デモ自体が禁止されているのだという。(この記事では、「自粛」中と報じられていて、真相はよく解らないが・・・)
もし、これが事実だとすると、自由の国、フランスの人々である。それに素直に従っては、「自由が泣く」というものだ。
この会議には、多くの国の首脳が参加する。オバマ大統領、習近平国家主席も「パリ入り」をしている。そのために、警備が大変だ。
パリで起こされた「テロ事件」のようなものがあれば、それを口実に、過剰警備をすることが出来る。そうすることが、許される。
★ 一石二鳥の「名案」
また、シリアへの「空爆」にフランスが参加することにも、フランスの国民は反対することが、出来ない。そうすると、一石二鳥と言いうことになる。
フランス政府にとって、これほど、好都合なことはない。これこそ、権力の横暴だということになるが、パリでの「テロ事件」で「興奮した」市民の感情は、制御する事をできないだろう。
政府への批判となって、向かうことはないであろう。「熱狂した」市民が、政府に反旗を翻すことはないだろう。そうすることは、できないだろう。
これをキッカケに、フランスは「警察国家」としての歩みをとり始めることになりそうな気配である。これまでは、抑制的であったフランスが、シリアへの空爆に参加することで、「シリアでの内戦」は、「世界大戦の様相」を呈し始めてきているように感じる。
そう思うのは、私だけであろうか。「穿った」観方、ということになるのだろうか。しかし、これを「心配症」とかたずけることは出来ない、のではないか。
これまでの「戦争」は、「チョットした」ことが、その引き金となった。それは歴史が教えるところである。
「杯一ぱいの水から、大河の流れを知る」という、「先見性」を持つことが、求まられている。
(2015年11月30日)
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