2015年11月4日水曜日

“頭は正常”か、自民・稲田政調会長「未成年の女性を強制連行した証拠はない」

こんなことを、何故いうのか。「明日何があるのか」を考える力がないのか、この議員の頭の構造はどうなっているのか。「正常」か。
自民党の稲田朋美政調会長は1日のフジテレビ番組「新報道2001」に出演し、韓国の慰安婦問題

や国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界記憶遺産に登録された「南京大虐殺文書」などについて語った。


 「産経ニュース」の記事より

韓国の慰安婦問題については、
「歴史を直視することはやるべきだが、事実か、事実でないかは重要だ。未成年の女性を強制連行した証拠がないことは明らかになっている」
とした。

また、「南京大虐殺」については、
「今回、(『南京大虐殺文書』の登録にあたり)中国が何を申請しているかも分からない。真実かどうかも検証できていない。日本は不快感を表明するためにも、(ユネスコへの)拠出金の問題を提示することは意味があるし、(登録の)ルールから透明性があるものにしていこうと訴える」
と述べた。


◆ 安倍・朴会談の前日に言うことか

明日は、安倍・朴会談が行われる日」と言うのに、その前日に、テレビに出てこのような事を「しゃべる、神経」が理解できない。到底、「マトモ」とは思えない。

其れでなくとも、安倍・朴会談は、行われる以前から、「うまくいくかどうか」が、懸念されていた。その会談に「水を差す」ようなことを何故、わざわざ、テレビにでていうのか。

まして、稲田氏は、自民党の政調会長の地位にある。自民党を代表する地位にある。自民党の、一国会議員とはわけが違うのだ。

もともと、「裏表のある人物」の言うことであるから、「真剣に受け取る」ほうが「バカを観る」ということは解っている。

それは、「TPPへの発言」で、よく知っている。稲田氏は、野党時代には、「TPPは壊国宣言だ」と言って民主党を批判した。

政権に返り咲くと、「TPPはアジア太平洋地域の未来の繁栄につながる枠組みだ」と、のたまった。

このような「二枚舌」を使う人物の言うことなど、「信用できない」のは、多くの国民が解っている。
できうれば、韓国の政権の首脳部も、同じような認識に立ってくれるといいのだが・・・。

それにしても、改めて思う。「安倍・朴会談の前日に言うことか」と。それとも、稲田氏は、安倍・朴会談が「壊れる」ことを「期待でも」しているのか。

「サービスのつもり」だろうが、日本の国会議員は、―特に責任ある地位にいながらに―テレビで、「ベラベラ」としやベリ過ぎる。こんな事をしゃべれば、「お里」が知れるということも理解出来ないようでは、「政調会長」は止めたぼうがよい。

「恥の上塗り」になるだけだ。それにしても、日本の国会議員の「軽さ」よ。まるで水に浮かぶ「稲藁」のようだ。

(2015年11月4日)

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