2015年11月9日月曜日

どこまで本気なのか≪米国防長官、カーター氏が、南シナ海を「また行う。本気だ」≫

 「また行う。本気だ」ということであるそうな。はたして、どこまで「本気」なのか。「戦争も辞さない」という「本気さ」なのか。
米国の国防長官のカーター氏が、演説のなかで「航行の自由」作戦を、今後も実施する考えを表明した。



 「また行う。本気だ」=「産経ニュース」(=共同)の記事より

カーター米国防長官は7日、南シナ海で中国が「領海」と主張する人工島近くにイージス駆逐艦を派遣したことに関し「また行う。本気だ」と述べ、「航行の自由」を示す作戦を今後も実施する考えを強調した。「(国際法の)原則に基づいた国際秩序の強化」のため、米軍は革新を続けなければならないとも語った。

 西部カリフォルニア州シミバレーで開かれた国防当局者らの会合で演説したカーター氏「米国は国際法が許すあらゆる場所で飛行、航行、活動を続ける」とあらためて表明。演説後の質疑でも「航行の自由」があることを示すために「行動しなければならない」と強調した。

 カーター氏は中国側と対話を続ける考えを表明しており、来年に中国を訪問する予定。気候変動問題や海賊対策、人道支援などの分野で協力拡大を目指す考えだ。(共同)≫


 中国4000年の歴史

「片手に剣、片手に聖書」という訳か。いかにも、米国の国務長官らしい「発言」である。「また行う。本気だ」と言うが、それはどの程度のことを言っているのか。

中国が、いまさら、「埋め立てたところ」を、海の中にもどすと「本気」で考えているのか。もし、そうだとしたら「おめでたい」ことである。

中国という国は、そんなに「甘い国」ではない。米国とは、歴史が違う。違いすぎる。「戦乱のなか」を潜り抜けてきた国民である。

文字通り、「血を血で洗う」ような戦乱の中を生き抜いてきた「国家」だ。「懐の深さ」が違いすぎる。中国4000年の歴史は、「軽く」はない。

そのあいだに蓄積された「知恵」は、計り知れない。とうてい、「西洋風の知恵」では、太刀打ち出来るものではない。


米国が、――国際法が許す――「あらゆる場所で飛行、航行、活動」を続けるのは、「自由」だろう。そして、世界中に「混乱の種」をばら撒いて歩くのも、自由だろう。

だが、同じように「中国にも」その自由はある。自国の防衛を行う自由はある。
米国が、日本(とくに沖縄の米軍基地)やフィリピン、ベトナムなどと連携して、中国を取り囲むようにすれば、当然、それに反発して、中国が「それに見合った」行動をとることは、予測できることである。

米国の国益を追及するのは、自由で、中国がそれを行うことを許さない、というのは、「理不尽」すぎる「考え」である。

(関連記事)
米国防長官、南シナ海で任務の空母に乗艦=CNN
米、中国の領有権認めず…南シナ海緊迫化の恐れ=読売

(2015年11月9日)

0 件のコメント: