この「付け」の支払いの責任をとるのは、安倍首相ではない。日本の国民である。「首相の外遊は計31回。60か国以上を訪れ、総計6・5兆円にのぼる支援(ばら撒き=投稿者)」と言う記事を見つけた。
しかも、この記事は、今年の2月6日の時点でのことだ。それ以後、どれだけの「ばらまき」をしたのか。数え上げるのが、「バカらしく」なるほどである。
しかし、当の安倍首相は、「地球を俯瞰する外交」をした、とご自慢。「鼻高々」のようである。「裸の王様」であることには、少しも気がついてはおられない、ご様子だ。
◆ 「ISIL(イスラム国)と闘う周辺各国へ2億ドル」=「Hunter」の記事より
それでも、「感謝」されないようなら、「死に銭」である。まして、国民の命に係わるとなれば、なおさらのことである。
◆ 「世界の”アイドル”」
「外交オンチの安倍氏」と、手厳しい。だが「事実」だろう。
しかも、それを安倍首相の「カリスマ性」によるのではなく、日本の国民の「血税」に頼って、得ようとしている。もっとも、「カリスマ性」がないので、お金に頼る以外に方法がない、ということであるが。
◆ 「首相の顔つくりで帳消し」に
問題は、ここである。
「総計6兆4,477億円」には、改めて、驚かざるを得ない。それよりもなお、驚くべきことは、この実態を大手のマスコミが、――個別的な例を伝えても――一向に報道もせず、批判もしない現状である。
まさに、今の大手のマスコミは、安倍首相に、安倍政権に、「取り込まれている」としか、言いようがない。
◆ 「安倍首相の応援団」
「Hunter」(ハンター)の記事は、以下のように結論する。
こういうことこそ、野党は、国会で徹底的に追求すべきである。もし、この姿勢を改めなければ、「消費税の増税」は、許さないという反対表明をすべきである。
大手のマスコミも、「委縮」していないで、批判の声をあげるべきだ。社説などで、徹底して、安倍首相の海外での税金の「ばら撒き」を批判する記事を載せるべきである。
そうでないなら、もはや、マスコミとしての「使命を放棄した」と受け止められても、言い訳は出来まい。いまや、マスコミは、「安倍首相の応援団」と化した、と批判されても弁解はできまい。
この安倍首相の「税金の無駄遣い」は、「止まるところ」を知らない。税金の「ばらまき」は、今も続いている。この「裸の王様」に、「服を着させる」のは、一体、誰なのだろうか。
日本の国民は、日本の政治家は、そうすることが、出来るのだろうか。
(2015年11月29日)
しかも、この記事は、今年の2月6日の時点でのことだ。それ以後、どれだけの「ばらまき」をしたのか。数え上げるのが、「バカらしく」なるほどである。
しかし、当の安倍首相は、「地球を俯瞰する外交」をした、とご自慢。「鼻高々」のようである。「裸の王様」であることには、少しも気がついてはおられない、ご様子だ。
◆ 「ISIL(イスラム国)と闘う周辺各国へ2億ドル」=「Hunter」の記事より
【「ISIL(イスラム国)と闘う周辺各国へ2億ドル」――そう演説して、イスラム教スンニ派の過激組織「イスラム国」に付け入るすきを与えた安倍首相の中東訪問。問題の2億ドル(194億円)を含め、エジプトなど4国に総額約850億円の資金援助を行うことを表明した首相だったが、結果としてこの中東訪問における首相の言動が、邦人2人の命を縮める形となったのは事実だ。
しかし、国会で2億ドル発言を追及された首相は「諸外国からは評価されている」と開き直り。国民の生命・財産より外国からの評価の方が重要だ、という姿勢を鮮明にした。】本当に、この記事の言うとおりである。 「諸外国からは評価されている」というが、「お金が入れば」嬉しく思うは、当たり前のことだろう。
それでも、「感謝」されないようなら、「死に銭」である。まして、国民の命に係わるとなれば、なおさらのことである。
◆ 「世界の”アイドル”」
「外交オンチの安倍氏」と、手厳しい。だが「事実」だろう。
【問題の中東訪問で、首相がエジプト、ヨルダン、イスラエル、パレスチナの各国に支援を約束したのは総額850億円。血税をばら撒いたあげく、日本の危機を招いた格好だ。
国会答弁でも明らかな通り、背景にあるのは、諸外国からの評価ばかりを気にかける首相の姿勢。国民の税金を使って、自らの国際社会での活躍を印象付けようと躍起になっているのである。外交オンチの安倍氏にとって、ばら撒きこそが唯一の武器なのだ。】安倍首相の姿は、――ギリシャ神話の睡蓮の故事で有名な――「ナルシス」と、ぴったりと重なる。今の、安倍首相は、「世界の”アイドル”になりたいのだ」と思っているとしか、言いようがない。
しかも、それを安倍首相の「カリスマ性」によるのではなく、日本の国民の「血税」に頼って、得ようとしている。もっとも、「カリスマ性」がないので、お金に頼る以外に方法がない、ということであるが。
◆ 「首相の顔つくりで帳消し」に
問題は、ここである。
【首相の外遊は計31回。60か国以上を訪れ、総計6兆4,477億円にのぼる支援を表明した形となっていた。消費税3%アップにともなって平成26年度に見込まれる増収額は約5兆円。いささか乱暴だが、消費税アップによる今年度の増収分をはるかに上回る金額を、対外支援に充ててきたも同然。増税分は、首相の顔つくりで帳消しにされたと見ることも可能だ。】個人のサイトでは、この「金額」を算出しているものも見かけられるが、公の報道機関が、それを「算出した」ことの意味は、大きい。
「総計6兆4,477億円」には、改めて、驚かざるを得ない。それよりもなお、驚くべきことは、この実態を大手のマスコミが、――個別的な例を伝えても――一向に報道もせず、批判もしない現状である。
まさに、今の大手のマスコミは、安倍首相に、安倍政権に、「取り込まれている」としか、言いようがない。
◆ 「安倍首相の応援団」
「Hunter」(ハンター)の記事は、以下のように結論する。
【・・・都合の悪い評判を払拭するため、巨額の対外援助を繰り返すというのであれば、本末転倒もいいところ。そのあげく、邦人がテロの対象となってしまうというのであれば、納税者である国民は泣くにも泣けまい。首相の外遊と対外支援の在り方について、十分な議論を尽くすべきではないだろうか。】この結論――「首相の外遊と対外支援の在り方について、十分な議論を尽くすべきではないだろうか」 ――には、賛成だ。よく、言ってくれた、と思う。
こういうことこそ、野党は、国会で徹底的に追求すべきである。もし、この姿勢を改めなければ、「消費税の増税」は、許さないという反対表明をすべきである。
大手のマスコミも、「委縮」していないで、批判の声をあげるべきだ。社説などで、徹底して、安倍首相の海外での税金の「ばら撒き」を批判する記事を載せるべきである。
そうでないなら、もはや、マスコミとしての「使命を放棄した」と受け止められても、言い訳は出来まい。いまや、マスコミは、「安倍首相の応援団」と化した、と批判されても弁解はできまい。
この安倍首相の「税金の無駄遣い」は、「止まるところ」を知らない。税金の「ばらまき」は、今も続いている。この「裸の王様」に、「服を着させる」のは、一体、誰なのだろうか。
日本の国民は、日本の政治家は、そうすることが、出来るのだろうか。
(2015年11月29日)
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