2014年8月26日火曜日

LS:福島の東電原発事故で、福島地裁が、東電に約4900万円の賠償を命じた。(動画つき)

始めて、東電を断罪する判決が出された。
東電に、約4900万円の賠償を命じる判決が出された。


) youtube の動画より__

福島の東電原発事故により、避難を余儀なくされ、__生活を奪われたことで、人生に絶望して__自らの命を絶った、女性の遺族が起こした裁判で、福島地裁が、東電に約4900万円の賠償を命じた。

この裁判の判決は、裁判所が、東電の原発事故に関して、初めて、その因果関係を認めたものである。

これは、今後、東電の事故に関する裁判について、大きな影響を与えると思われるのである。
その意味においては、画期的な判決であった、と思う。

次の動画は、4900万円の賠償金の支払いを求めた判決についてのもの。





2) YAHOO JAPANニュース の記事より(動画あり) __

3・11の東電の原発事故の影響での自殺をした渡辺はま子さんに遺族が起こしたさいばんで、福島地裁は26日、東電に約4900万円の賠償を命じた。


現場
『2011年7月、東京電力福島第1原発事故で避難していた福島県川俣町山木屋地区の渡辺はま子さん=当時(58)=が自殺したのは「避難生活で精神的に追い詰められ、うつ状態になったため」として、遺族が東電に計約9100万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、福島地裁(潮見直之裁判長)は26日、東電に約4900万円の賠償を命じた。

 東電によると、原発事故が原因で自殺したとして東電に賠償を求めた訴訟で、初の判決。夫の幹夫さん(64)ら4人が訴えた。』(YAHOO JAPAN ニュース 8/26)

3) 古館伊知郎の「ニュースステーション」の動画

ここで、古館伊知郎の「ニュースステーション」の動画を、紹介しておきたい。
古館伊知郎は、東電が用いた、「個体の脆弱性」という言葉について、強い調子で、避難した。

古館伊知郎のニュースステーション」の動画へ、ジャンプします。(残念ながら、youtubeからは、取れず)
               ここです。 ↓

4) これは、「悪魔が口にする」言葉である。

東電の弁護士は、この裁判で、とんでもない、言葉を口にした。
それは、「人間を人間とも思わない」言葉である。

これが、弁護士が口にする言葉であるとは、到底思えない。
これは、「悪魔が口にする」言葉である。

なくなった、渡辺はま子に対して「個体の脆弱性」というとんでもない言葉を使ったのである。
この言葉は、人間を、猫や犬と同じに見る言葉である。

東電の体質がよく表された言葉だ。

かっての、裁判では、東電は「無主物」という言葉を持ち出して、言い逃れをした。

東電は、この判決に対して、「真摯にしたい」とのべた。
だが、「個体の脆弱性」などという言葉を使うような会社が、「真摯に・・・」などと言う言葉を発しても、信じることなど、到底出来は、しないことである。

*”原発事故後に自殺した女性遺族が勝訴、東電に賠償命令=報道”=ロイター

*”原発事故後に自殺、東電に4900万円賠償命令”=朝日DIJITAL
*”原発避難で自殺、初判決で東電に賠償命令”=nikkansports.com
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp0-20140826-1356874.html
(2014/8/26)