2014年8月12日火曜日

LS:日本航空123便墜落事故(御巣鷹山墜落事故)の、29回目の日がやってきた。

私にとっても「思い出深い」事件であった。
この時、兄弟が、欧州に新婚旅行中であり、帰国する予定になっていた。

また、この日がやってきた。
もう、来年で、30年になる。

日本航空123便墜落事故の事である。
御巣鷹山の文字が、新聞紙上をにぎわした。



1) [ tv asahi ] が、報じた記事より__


『520人が犠牲となった日航機墜落事故から、12日で29年です。墜落現場となった群馬県上野村では、遺族らが灯籠(とうろう)流しを行いました。

 29年前、日本航空の羽田発伊丹便が上野村の御巣鷹の尾根に墜落し、乗客乗員520人が死亡しました。

遺族らは墜落現場のふもとに集まり、事故が起きた時刻に合わせて灯籠を流し、犠牲者の冥福を祈りました。


 祖父を事故で亡くした若本峻さん(22):「事故を経験した人が、どういう思いで今まで歩んできたのかを聞いて知ることで、思いを受け継いでいけたらと思っている」

 灯籠流しは今年で20回目で、JR福知山線の事故や、おととしに関越道で起きた高速バス事故の遺族も参加するなど、交通機関の安全を祈るという意味も込められています。

 関越バス事故で娘を亡くした岩上剛さん(42):「私たちだけではできないこともたくさんあるので、協力し合えばいろんなことができると思って参加しました」

 空の安全を巡るトラブルが相次いでいますが、墜落事故で9歳だった息子を亡くした女性は、「空の安全を守るのは国や航空会社だけではなく、遺族を含めた一人ひとりが担っている」と語っていました。

決して過去の出来事として終わらせずに、事故の恐ろしさや犠牲者の無念を伝えるという思いを胸に、遺族らは12日の朝から慰霊登山へ向かいます。』(tv asahi 8/12)



◆ 何かと騒がしい年に起きた、航空機事故であった

翌日に兄弟は、帰国の予定であったから、随分と心配した。
後で本人に聞くと、それほど心配はしていなかったようであったが・・・。

この事故には、歌手の坂本九氏が乗っており、そのことも随分と騒がれた。

また、この年には、豊田商事会長刺殺事件があった。

『「ひまやな、じゃんけんで負けたほうが漫画を買いに行こか」。一緒に張り込み取材をしていた他紙の記者とそんな話をしていたときだった。酒の匂いがしたように感じて、振り返ると、廊下を埋めた報道陣をかき分けるようにして、くわえタバコの中年男2人が、ゆっくりと姿を見せた。・・・

2人は廊下に面した寝室の窓ガラスを叩き壊して飛び込むと、中にいた永野会長を(小銃の先に取り付ける)銃剣でめった刺しにした。30人余りの報道陣の目前で繰り広げられた前代未聞の『公開殺人劇』。私もその目撃者の1人となった。』(産経ニュース 2011/10/14)

まさに、これは、『公開殺人劇』であった
この殺人の一部始終が、テレビで、中継されたのだから。

この時、日本中の人々が、__少なくとも、私は、この詐欺事件には、加わらなかったが__この事件を待ち望んでいた。

まさにその時に起こされた殺人事件であった。
「拍手喝さい」を送った人々も多かったのではないかと思う。

それほどの事件であった。
また、このとしは、御巣鷹山に事故がある前から、航空機事故が、続発した

*2月16日 中華航空006便急降下事故。
*6月23日 インド航空182便爆破事件。乗客乗員329人全員死亡。
*8月2日 デルタ航空191便墜落事故。乗客乗員163人のうち134人と、地上にいて事故に巻き込まれた1人の計135人が死亡。

この3件の航空機事故が来ている。

 裁判も多く起こされ、謎が謎を産んだ、航空機事故でもあった

日本航空123便墜落事故については、不審な点も多く、謎の事故であったと
言える。

そのためもあって、多くの裁判が起こされた。

『・・・遺族や航空関係者(労働組合)などの間では、事故調査報告書の内容に納得せず、再調査を求める声も多い[24]

また、事故原因は圧力隔壁の破壊ではなく、垂直尾翼の方向舵に発生したフラッターによるものではないかという異論も出された[6]

加えてグリコ・森永事件で脅迫されたハウス食品の社長が巻き込まれたことから「北朝鮮工作員によるテロ」説が、他にも「自衛隊の無人標的機と衝突した」「米軍によって撃墜された」「中性子爆弾搭載のミサイルによって破壊された」などの説もあり、それらの主張者による書籍も出版されている』(wikipedia)

以上ような、__憶測を呼んだ__異常な事故であった。
グリコ事件は、まさにこの事件の当日に、犯人が、終息宣言を出した。

その終息宣言を墓前に報告するために、ハウス食品工業社長の浦上郁夫は、この123便に搭乗し、亡くなった。

他にも、この事故には、色々と__自衛隊、横田基地などにまつわる__疑問点の多い事故であった。

多くの謎は、今もって解決されないままである。

(2014/8/12)