安保相への就任を断った、石破氏のラジオ番組での話の、詳しい内容が分かった。
1) 産経ニュース の記事より__
25日に、ラジオ番組で、石破幹事長が語った、詳しい内容について、産経ニュースが、報じた。
以下が、その内容である。
『 国の命運を担う政府や最大与党の自民党の人事異動はすごく大事だ。
(安倍晋三首相から安全保障法制担当相の就任について)正式な依頼も受けていないのに、ああだのこうだのと無責任なことは言えない。
1) 産経ニュース の記事より__
25日に、ラジオ番組で、石破幹事長が語った、詳しい内容について、産経ニュースが、報じた。
以下が、その内容である。
『 国の命運を担う政府や最大与党の自民党の人事異動はすごく大事だ。
(安倍晋三首相から安全保障法制担当相の就任について)正式な依頼も受けていないのに、ああだのこうだのと無責任なことは言えない。
首相と百パーセント考え方が一緒の人が(国会で)答弁するのが一番いい。(安保担当相が)「(首相と考え方が)違う」と言ったら国会は止まってしまう。
憲法や外交の絡む安全保障については(首相との一致が)極めて大事だ。私も自分の考えを全部言っていたら(安保法制の)与党協議もまとまらなかった。
自分の考えを全部抑えてやってきた。「安倍氏が総理総裁をやる以上支える」と言ってきたことに嘘はないし、これからも嘘は言わない。
自民党が政権にあるのは野党だった時も歯を食いしばって支えてくれた地方組織のおかげだ。「地方(の選挙)できちんと勝てるようにして初めて政権奪還は完成する」と言ってきた。厳しいといわれる(福島、沖縄両県の)知事選も勝てるようにすることは私としてはやりたいことだ。
総理総裁になることは手段であって目的ではない。自分よりふさわしい人がいたらその人を応援するのが当然だ。(来年の党総裁選への出馬は)その時の状況による。
(首相との不仲説は、安倍第1次政権のときに)安倍さんは一回辞めたほうがいいと言ったりした。自分が一番苦しいときにそんなことを言った人間にはいい感情を持ってもらえないかもしれない。私は国会議員になってゴルフをしないようにしている。してもいいが(首相との間柄は)会って顔も見たくないというようなことはない。・・・』8産経ニュ―ス 8/27)
2) 驚くほど、率直に語っている。
解説は、必要ないであろうが・・・。
「私も自分の考えを全部言っていたら(安保法制の)与党協議もまとまらなかった」という言葉が、ー今回の安保相の就任の要請を断ったー石破幹事長の「苦悩」を、象徴しているように思える。
「自分の考えを全部抑えてやってきた」という事は、相当のストレスがあった、ということであろう。
もし、野党側に位置していたなら「それは違う」と、言いたい場面が多かったのではなかろうか。国家安全保障会議(日本版NSC)
そう考えると、今が限界なのかもしれない。
そもそも、安保相を置く必要性があるのか、という問題がある。
マスコミは、この整是については、何も疑問を呈しない。
安倍政権に言うことを「垂れ流しにしている」だけに、見える。
この事については、小沢氏が、疑問を投げかけている。
当然だ。
国家安全保障会議(NSC)があり、防衛省がある。
国家安全保障会議(NSC)の、議長は、安倍首相だ。
ほんらいなら、国家安全保障会議(NSC)の、議長である安倍首相が、自ら、答弁に立つべきなのである。
そもそも、__多くの国民の反対にもかかわらず__集団的自衛権の行使を強力に押し進めようとしているのは、安倍首相自身である。
だから、首相自身が、前面に出て、国家での質問に答える責任がある、と思う。
3)
石破氏は、もう「腹を決めた」のであろう。
そうでなければ、ここまでは、いえまい。
まさしく、「明智光秀の心境」にあるのかも知れない。
敵は、「本能寺にあり」の心になっているのではないかと、私は思う。
「(安倍首相が)自分が一番苦しいときにそんなことを言った人間にはいい感情を持ってもらえないかもしれない」と、石破氏が、思っている以上は、相手もそう思うのではないか。
同じ自民党にいながら、1月あマリもの間、顔を合わせた事がない、といいのがそれを、証明している、ように思う。
この対談で、好きな歴史上の人物について、(元外相の)小村寿太郎。ほかには、明智光秀、石田三成も、「嫌いじゃない」、と述べている。
解説は、必要ないであろうが・・・。
「私も自分の考えを全部言っていたら(安保法制の)与党協議もまとまらなかった」という言葉が、ー今回の安保相の就任の要請を断ったー石破幹事長の「苦悩」を、象徴しているように思える。
「自分の考えを全部抑えてやってきた」という事は、相当のストレスがあった、ということであろう。
もし、野党側に位置していたなら「それは違う」と、言いたい場面が多かったのではなかろうか。国家安全保障会議(日本版NSC)
そう考えると、今が限界なのかもしれない。
そもそも、安保相を置く必要性があるのか、という問題がある。
マスコミは、この整是については、何も疑問を呈しない。
安倍政権に言うことを「垂れ流しにしている」だけに、見える。
この事については、小沢氏が、疑問を投げかけている。
当然だ。
国家安全保障会議(NSC)があり、防衛省がある。
国家安全保障会議(NSC)の、議長は、安倍首相だ。
ほんらいなら、国家安全保障会議(NSC)の、議長である安倍首相が、自ら、答弁に立つべきなのである。
そもそも、__多くの国民の反対にもかかわらず__集団的自衛権の行使を強力に押し進めようとしているのは、安倍首相自身である。
だから、首相自身が、前面に出て、国家での質問に答える責任がある、と思う。
3)
石破氏は、もう「腹を決めた」のであろう。
そうでなければ、ここまでは、いえまい。
まさしく、「明智光秀の心境」にあるのかも知れない。
敵は、「本能寺にあり」の心になっているのではないかと、私は思う。
「(安倍首相が)自分が一番苦しいときにそんなことを言った人間にはいい感情を持ってもらえないかもしれない」と、石破氏が、思っている以上は、相手もそう思うのではないか。
同じ自民党にいながら、1月あマリもの間、顔を合わせた事がない、といいのがそれを、証明している、ように思う。
この対談で、好きな歴史上の人物について、(元外相の)小村寿太郎。ほかには、明智光秀、石田三成も、「嫌いじゃない」、と述べている。
明智光秀という所が、「意味深」である、と思うのだが、どうであろう。石田光成も、豊臣秀吉の陰にあって苦労を重ねた人物である。
石破氏の、これまでの思いが、ここにも出てきているように思えてならないのである。
石破氏の、これまでの思いが、ここにも出てきているように思えてならないのである。
(2014/8/27)