2014年8月18日月曜日

仲井真知事は、ブイ設置に関して「無責任」との指摘に対し、「どこが無責任なんですか」と返答。

この人も、政治家の選挙における「公約の重さ」を理解してようだ。
沖縄県の仲井真知事の事である。

1) 沖縄タイムス が伝えた記事より__

仲井真弘多知事は、ブイ設置に関する評価の言及を避ける態度を記者団から「無責任」と指摘に対し、自身の責任を回避した。

『仲井真弘多知事は15日午後、名護市辺野古の新基地建設に向けたブイ設置に関する評価の言及を避ける態度を記者団から「無責任」と指摘され、「何で(知事の)責任が関係してくるんですか」と述べた。県庁で取材に答えた。
 その上で仲井真知事は「どこが無責任なんですか。工事のプロセスをいちいち聞かれても答えようがない」とも述べ、「(承認は)法律に従って行った。それがおかしいんですか」と気色ばんだ。

 ブイが設置された14日、仲井真知事は「作業工程は防衛省に聞く話だ」と繰り返し述べ、一貫して辺野古に関する一つ一つの作業工程に関して知事が答える必要性はないとの認識を示していた。』(沖縄タイムス  8/16)
2) 政治家の公約破りは、致命的である
民主党が、今日の事態に陥ることになったのは、 政権担当能力に欠けたからではない。公約を破ったからだ。
野田首相は、絶対に引き上げないと言っていた__恥知らずにも__消費税を上げると、宣言した。5%から10%にすると述べた。この事が、今日でも、民主党が、国民の支持を得られない原因である。あれほどの「栄華を誇った」民主党が、低迷している原因である。
日本は、マッカサーに「__民主主義の成熟度のおいては__12歳である」と言われてから、久しい。
戦後、70年が過ぎて、ようやく、「日本人も、成長した」民主主義を理解し、我がものにしつつある。もう、仮免許の段階は、終わった。
日本人は、__こういう言葉でくくるのは、問題があるのは解っているが__、やっと、成人に達した。それは、3.11の東電の事故が、関係する。
この事故を経験することで、日本人は、決定的に、変わった。エトスが変換された。「ヒツジから、オオカミ」に変わった。
ただただ、「前を歩く人についていくだけの存在」ではなくなったのだ。自分で、能動的に動きだした。考え出し始めた。
過酷な現実が、我々日本人を鍛え直してくれた。われわれは、もう、12歳の子供ではない。立派な大人に成長した。
3) 仲井真知事が、公約を破り、辺野古への移転を、認めた
この事を、仲井真知事は、分っていない。だから、このような「何で(知事の)責任が関係してくるんですか」という発言が出てくる。
恥ずかしげもなく、「どこが無責任なんですか」という発言が出てくる。仲井真知事は、2010年沖縄県の知事選において、「日米合意の見直しと基地の県外移設」を公約に掲げて、当選した。
かっては、政府の強引なやり方を批判して、「(掃海母艦を出すのは)銃剣を突きつけているような連想をさせ、強烈な誤解を生む。防衛省のやり方はデリカシーに欠ける」と発言したこともある。
その、仲井間知事が、公約を破り、辺野古への移転を、認めた。だから、沖縄の県議会は、「 米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に向けた埋め立てを承認したことは公約違反だとして、知事の辞任を求める決議が可決」したのであった。
「(承認は)法律に従って行った。それがおかしいんですか」と気色ばんだ」ようだが、お門違いな反応だ。
仲井真知事は、本来なら「辺野古への移転を、認め」る前に、県民の意見をきくべきあった。知事を辞任して、選挙で、民意を問うべきであった。それをしないから、県民は、公約違反だ、と叫ぶのである。
もし、公約違反である、と県民が言わなければ、県民は、知事の公約破りに加担したことになる。沖縄の県民は、賢明にも、そうしなかった。知事に対し、公約破りの撤回を求めた。
その具体的な行動の表れが、この度の辺野古の騒動だ。埋め立て、反対への、行動だ。この事を理解しない限り、仲井真知事の前途は、暗い、と言えるであろう。

           ≪関連サイト案内≫
*”辺野古、海底調査に着手 沖縄知事選控え反発必至”=東京新聞
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2014081802000128.html

「辺野古の海 残したい」 海底調査着手、市民ら抗議 ”=日本経済新聞
http://www.nikkei.com/article/DGXLASJC1700Q_X10C14A8ACY000/

*”辺野古 仲井真知事「早く埋め立てて」”=琉球新報 8/26
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-230669-storytopic-271.html
(2014/8/18)