2014年8月7日木曜日

民主党の海江田代表が、「集団的自衛権の行使」を、否定した。安倍政権を批判。


1) 産経ニュース が伝えた記事より__
民主党の海江田代表が、「集団的自衛権の行使」を、否定した。
『民主党の海江田万里代表は5日の常任幹事会で、集団的自衛権の行使に関し「現時点では必要ない」との新たな見解を示した。
党は3月に「行使一般は認めない」との見解をまとめたが、曖昧だとの批判を受け「行使反対」の姿勢を明確にした形だ。
 海江田氏はこの見解を徹底するため、9月中旬に全国会議員を対象とした合宿を開催する考えも示した。幹事会後の記者会見では「行使容認に反対との国民の声が多くある。
国民の不安を受け止めるのが野党第一党の使命だ」と訴えた。
 ただ、党内には「集団的自衛権の行使は必要だ」(長島昭久元防衛副大臣)との意見も多く、混迷の火だねとなるのは必至だ。
 また海江田氏は幹事会で、安倍政権の外交・安全保障政策に対抗するため、党として「アジア平和ビジョン」を策定する考えも示した。』(産経ニュース 8/5)http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140805/stt14080518320008-n1.htm

2) NNNが報じた動画。再度の念押しをする海江田氏。



3) 安倍首相との党首討論会での海江田氏。



海江田氏は、憲法を改正する事が、先決だ。
安倍首相の言は、生命をあやうくするもんであり、暮らしを危うくするものである。

「憲法を正直に解釈すれば、集団的自衛権の行使は出来ない、というのであれば、まず、改憲が先だ」という。

「総理は演説をして、酔っている」


安倍首相の主張は、安保懇(首相の私的機関)→与党の決定→閣議決定→法案審議=国会審議、と言っているが、これは、欺瞞である。

実際には、安保懇(首相の私的機関)→与党の決定→閣議決定→ガイドラインの改定→法案審議=国会審議、の順になる。

ガイドラインの改定が、法案に先立って、行われる限りは、法案審議=国会審議がいい加減なものになるであろう。

この議論を聞いているととてものこと、安倍首相を信じることは出来ない。
始終、議論をかわし、正面から答えようとはしていない。

また、ただただ、感情に訴えているだけである。
やはり、「日本を危うくするものだ」という海江田氏の言が、勝っていると思う。


(2014/8/7)