これで、日本への、テロの危険性が、さらに深まった。
安倍首相の決断が、もたらした結果である。
『国際テロ組織アルカーイダ系組織が人体に埋め込み、空港の探知機に発見されにくくした「ステルス爆弾」を開発した可能性があると英紙タイムズが4日、報じた。
爆弾は英国など欧州の過激派の手に渡ったとの情報もある。英保安当局は米国への航空機テロを防ぐため、空港での検査を強化。欧米諸国は新たなテロ発生への警戒を高めている。
同紙によると、爆弾はプラスチックなどでできており、外科的な手術で体内に埋め込まれる。このため、金属探知機でも化学物質探知機でも発見しにくい。起爆は携帯電話で行うという。
イエメンを拠点とする国際テロ組織「アラビア半島のアルカーイダ」(AQAP)幹部で、爆弾製造を指揮するイブラヒム・アシリ容疑者(32)が開発したとみられている』(産経ニュース 7/5)
これが完成したら、もうテロを未然に防ぐ手段を取ることは出来くなるであろう。
空港で阻止できなければ、テロは、日本のどこでも起こりうる。
2) 今後、予想されること
2020年のオリンピックも、安全ではなくなる可能性が出てきた、ことになる。選手はテロの恐怖の中で競技を行い、観衆はテロの恐怖の中で、観戦することになるであろう。
もちろん、ほかの市民も巻き添えになる可能背を否定できない。
もっと、すぐそこにある危険は、原発施設へのテロだ。
原発の施設そのものを破壊しなくても、施設を動かしてしている従業員を公家期すれば済む。
それで、原子炉の制御だ出来無くすれば、後は勝手に、原発のシステムにより自爆する。炉内の温度が制御できなくなり、結果、3・11と同じようなことが起きる。
他にも、大都市の商業施設、新幹線や地下鉄、高架の高速道路などで起きる危険がある。他にも、危険は及ぶ。想定すること自体、困難を伴う。場所を想定できても、時間までは、推測できない。
我々は、いずれ、恐怖に内に、日々を暮すことになるであろう。これは、空想ではない。現実にイラクやアフガニスタン、パキスタンなどで、日常茶飯事として起きていることである。
3) 誰に責任があるか
上に述べてきたようなことが、もし起きたとしたら、その責任は、安倍首相にある。安倍首相の集団的自衛権の行使ための、閣議決定が引き起こしたことになる。
上に述べてきたようなテロの危険を回避する方法は、ただ一つ。
安倍首相の行った、集団的自衛権の行使ための閣議決定を破棄することである。
それ以外に方法はない。
安倍首相は、「私には、内閣総理大臣として、国民の命と暮らしを守る責任がある」と述べた。
その責任を自覚しているのなら、直ちに、「閣議決定を破棄した」、という会見を国民の前で行うべきである。
(2014/7/7)