適切な判断だと思う。
同時に、これが例外的に措置であっては、ならないと思う。
1) 朝日新聞DIGITAL が伝えた記事より_
県と東京電力は18日、昨秋収穫されたコメについてすべて東電が賠償することで合意した、と発表した。
「東京電力福島第一原発が昨年8月に実施したがれき撤去作業によって放射性の粉じんが福島県南相馬市の水田まで飛散した可能性がある問題で、県と東京電力は18日、昨秋収穫されたこの地区のコメについてすべて東電が賠償することで合意したことを明らかにした。
また、同地区の5カ所で昨秋収穫された大豆でも基準値を超えたものがあったため、地区内の大豆すべてについて賠償するという。計約27トンとなる。」(朝日新聞DIGITAL 7/19) http://www.asahi.com/articles/ASG7L6TBRG7LUUPI006.html
2) これまで大手のマスコミは、報じてきたか。
「昨秋収穫されたこの地区のコメについてすべて東電が賠償する」ことは、当然のことである。これはいい。
だが、東電が、「これまでも、農作物の放射性物質が基準値を超えたり、風評被害で出荷できなくなったりした場合について賠償」した、というのは、どこまで本当か。
そのことを、これまで大手のマスコミは、報じてきたか。
また、それは、賠償は、農産物だけであるのか。「風評被害」にたいして、どこまで、何に対しては、賠償したのか。これまでは、_知らないだけのことかもしれないが_一切、出ては来なかった。
それが、ここにきて、何故、急に出て来るようになったのか、不思議である。規制委が、川内原発に、GOサインを出したことと、関係するのであろうか。
再稼働の見通しがつきそうになって来たことで、緩みが出てきたのであろうか。
3) 再稼働の選択をしないことが、今の東電に出来る最大の「贖罪」
やはり、これは、例外的に措置と思わざるを得ない。生活の賠償金については、相変わらず、裁判は揉めているようだ。賠償金額が、少ないので、妥協した、というところであろうか。
何しろ「無主物」であるといって、言い逃れをした東電の事である。もっとも、これからも、東電が、「賠償裁判地獄」から抜け出せることは、ない。
農産物を保証するなら、漁業も当然保障すべきではないか。取った魚はすべて、保障すべきだ。そうすれば、漁民の生活は、少しは、安定するであろう。
それで、_取った魚を焼却するという事では_生きがいを感じる事にはならないであろうが、今は、生活がいくらかでも保障されることが、大事である。
今もって、多くの住民が、生活を破壊され、人生を破壊され。苦しんでいることを思えば、これくらいの事では、kっして、免罪符にはなるまい。
東電は、この度の事故の責任をよく自覚し、再稼働に動くようなことがあってはならない、と思う。少なくとも、そうすることが、今の東電に出来る、最大の「贖罪」であろう。
≪関連サイト案内≫
*”「古里喪失」責任問えるか 原発事故慰謝料訴訟”=河北新報
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201407/20140722_63023.html
(2014/7/22)
同時に、これが例外的に措置であっては、ならないと思う。
1) 朝日新聞DIGITAL が伝えた記事より_
県と東京電力は18日、昨秋収穫されたコメについてすべて東電が賠償することで合意した、と発表した。
「東京電力福島第一原発が昨年8月に実施したがれき撤去作業によって放射性の粉じんが福島県南相馬市の水田まで飛散した可能性がある問題で、県と東京電力は18日、昨秋収穫されたこの地区のコメについてすべて東電が賠償することで合意したことを明らかにした。
この日、同市の農業関係者向けに開かれた説明会で福島県が説明した。
同地区で昨秋収穫し、検査したコメは1589袋。このうち27袋が基準値(1キログラム当たり100ベクレル)を超えたため、出荷ができていなかった。
2) これまで大手のマスコミは、報じてきたか。
「昨秋収穫されたこの地区のコメについてすべて東電が賠償する」ことは、当然のことである。これはいい。
だが、東電が、「これまでも、農作物の放射性物質が基準値を超えたり、風評被害で出荷できなくなったりした場合について賠償」した、というのは、どこまで本当か。
そのことを、これまで大手のマスコミは、報じてきたか。
また、それは、賠償は、農産物だけであるのか。「風評被害」にたいして、どこまで、何に対しては、賠償したのか。これまでは、_知らないだけのことかもしれないが_一切、出ては来なかった。
それが、ここにきて、何故、急に出て来るようになったのか、不思議である。規制委が、川内原発に、GOサインを出したことと、関係するのであろうか。
再稼働の見通しがつきそうになって来たことで、緩みが出てきたのであろうか。
3) 再稼働の選択をしないことが、今の東電に出来る最大の「贖罪」
やはり、これは、例外的に措置と思わざるを得ない。生活の賠償金については、相変わらず、裁判は揉めているようだ。賠償金額が、少ないので、妥協した、というところであろうか。
何しろ「無主物」であるといって、言い逃れをした東電の事である。もっとも、これからも、東電が、「賠償裁判地獄」から抜け出せることは、ない。
農産物を保証するなら、漁業も当然保障すべきではないか。取った魚はすべて、保障すべきだ。そうすれば、漁民の生活は、少しは、安定するであろう。
それで、_取った魚を焼却するという事では_生きがいを感じる事にはならないであろうが、今は、生活がいくらかでも保障されることが、大事である。
今もって、多くの住民が、生活を破壊され、人生を破壊され。苦しんでいることを思えば、これくらいの事では、kっして、免罪符にはなるまい。
東電は、この度の事故の責任をよく自覚し、再稼働に動くようなことがあってはならない、と思う。少なくとも、そうすることが、今の東電に出来る、最大の「贖罪」であろう。
≪関連サイト案内≫
*”「古里喪失」責任問えるか 原発事故慰謝料訴訟”=河北新報
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201407/20140722_63023.html
(2014/7/22)