2014年7月14日月曜日

滋賀県知事選は、無所属新人で元民主党衆院議員の三日月大造氏(43)が、初当選。

久々に、いいニュースである。
これで、希望が出てきた。

1) 時事ドットコムが報じた、記事より

滋賀県知事選は13日投開票され、三日月大造氏(43)が、初当選を果たした。


『任期満了に伴う滋賀県知事選は13日投開票され、無所属新人で元民主党衆院議員の三日月大造氏(43)が、元経済産業省官僚の小鑓隆史氏(47)=自民、公明推薦=、共産党県常任委員の坪田五久男氏(55)=共産推薦=の無所属2新人を破り、初当選を果たした。

投票率は50.15%(前回61.56%)。

 自公両党は、菅義偉官房長官ら閣僚や党幹部を相次ぎ投入し、小鑓氏支持を訴えたが、現職の嘉田由紀子知事に後継指名され、計画的に原発をなくす「卒原発」を掲げた三日月氏に及ばなかった。

安倍政権が集団的自衛権の行使容認を閣議決定してから初の知事選で敗北を喫したことで、高い支持率を保ってきた政権の勢いに影響が出る可能性もある。

今後予定されている福島沖縄両県の知事選や来春の統一地方選に向けた戦略の練り直しも迫られそうだ。』 (時事ドットコム 7/14)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2014071400004

2) 信任を得たと、充分に認定できる

投票率が50.15%なら、OKである。
住民の、過半数に達している。

最近の、地方議会の投票率が低い事を考えれば、十分納得できる、投票率の高さである。

それとともに、住民が、如何に、原発や、安倍政権のやり方に、憤りを感じているかを、証明するものでもある、と思える。

それは、自公両党が、「菅義偉官房長官ら閣僚や党幹部を相次ぎ投入し」ながらも、勝利できなかったことに、表れている。

3) 自公両党側の「傲慢さの表れ」である




同時に、_自公両党側から見れば_外にばかり目をやって、十分に足元を固めようとしなかった、安倍首相の落ち度でもある。
あるいは、「傲慢さの表れ」と観た方が、正確であるかもしれない。

やはり、油断があったのだろう。
ごく最近の世論調査を見ていれば、安倍首相に対する支持率が、50%を切っていることは、分ったはずである。

それでも、外遊を優先させた。
勝手に閣議決定を行い、それを十分に、国民に対して説明しなかった。
安倍首相にとって、都合のいい事例だけを取り上げて、ごまかそうとした。

しかも、国会にも、すぐに計ろうとはしなかった。
それどころか、早々と、米国やオーストラリアへ出向き、国民の了解も得ずに、重要な約束をした。

この事に対する、憤りである、と思う。

4) 日本共産党は、「自分の党が第一であって、日本のことは第2、第3」

それにしても、日本共産党は、態度はどうだ。
これでは、とても、国民から、支持される政党になることは、まだまだ出来ないであろう。

共産党は、現実が、本当に見えているのであろうか。
共産党への票が、三日月大造氏に行っていれば,大勝出来たではないか。
見識を疑う。

都知事選の時と同様の態度であった。
確かに、どの候補を推薦しようと、自由である。

しかし、選挙においては、まず、勝つ事こそが重要だ。
到底勝てないと分っていながら、それでも、独自候補を推薦するなど、非常識も甚だしい。

もし、三日月大造氏が負けていたらなんと、言い訳するつもりでいた。
今回もまた、わが党は、十分によく、健闘した。

住民の理解を得られた、というつもりであったのか。
これでは、日本共産党は、「自分の党が第一であって、日本のことは第2、第3である」と思っていると言われても仕方あるまい。

≪関連サイトの案内≫

* ロイターの記事
http://jp.reuters.com/article/kyodoPoliticsNews/idJP2014071301001254

*中国新聞の記事
http://www.chugoku-np.co.jp/local/news/article.php?comment_id=71295&comment_sub_id=0&category_id=256&index_flg=1&pl=426478092


(2014/7/14)