これが、韓国の見方である。
半分、希望的観測に基づいている気もする。
1) 中央日報(韓国) が報じた記事より_
中央日報は、安倍氏が、2018年9月の自民党総裁任期満了まで、首相として残ると、論評した。
朝日新聞の記事などを援用したうえでの論評である。
2) 記事をまとめると
上の記事をまとめると、こうなる。(安倍首相の今回の動きのこと)
* 表面的には、石破幹事長に対し、集団的自衛権の閣議決定後の、関連法制定を任せるという事のように見えるが、実はそうではなく、「本当の狙い」は別のところにある。
* 石破氏を幹事長から外し、閣内に布陣させる。
その目的は、「来年秋の自民党総裁選に出馬」できないようにすることにある。
(そうすれば、自分は安泰だ)
* 石破氏を、「安倍首相の手足」として置いておく。あるいは、「手足」のようにして、利用する。(スケープ・ゴートとして使う)
さらにその意図は、『安倍首相の後」を準備できないよう縛っておくことにある。
* それは安倍首相にとっての、長期政権構想である。自民党総裁任期満了まで、政権に留まるつもりでいる。
以上が、中央日報の見方だ。
3) 自民党が政権に居座っている限りは、流れは変わらない
この記事から、安倍政権が、長期政権になるようなことは、避けて欲しい、という心が、ありありと見える。
それは、石破氏への「安倍首相に比べると相対的に穏健派に属する」という評価に表れている。この評価が、正解であるかどうかは、私には判断できない。
あるいは、これが正しい、見方であるかもしれない。だが、私は,どちらも願い下げである。早く、止めて欲しい。このまま、安倍首相が居座っても、石破氏に代わっても、現在の動きには、大きな変化は起きないであろう。
もちろん、それは、米国の意向があるからだ。自民党は、元々、米国の意向を受けて誕生させられた政党である。
だから、自民党が政権に居座っている限りは、流れは変わらない、と言える。
だが、それでは、その自民党に変わる政党があるか。と言えば、現在は、それがない。民主党が再び、与党になっても、大差がない。
特に、岡田克也氏では、_もし、岡田氏が、党首になった時に事であるが_自民党と、そう変わらない、と感じる。
先日の国会での論戦を聞いていて、そう感じた。「限定的」というのは、境界がはっきりとしない。認めるか、認めないか、という事でなくてはならない。岡田氏の考えは、そうではない。限定ということに、あくまでも、こだわっていた。
だが、「限定」など、当てには出来ない。「歯止め」など、当てにはならない。時の政権によって、際限なく、解釈は拡げられていくことであろう。韓国も、この事を、恐れているのであろう、と思われる。
その点、まだ、石破氏の方が、「望みがある」とみているように思える。
≪関連サイト案内≫
*”安倍自民総裁再選へ石破潰し”=nikkansports
http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp3-20140730-1342780.html
(2014/7/30)
半分、希望的観測に基づいている気もする。
1) 中央日報(韓国) が報じた記事より_
中央日報は、安倍氏が、2018年9月の自民党総裁任期満了まで、首相として残ると、論評した。
『安倍晋三首相の長期政権プランが見えてきた。安倍首相は9月初めに予定された内閣改造で、石破茂自民党幹事長を安全保障法制担当相に就任させるための作業に着手したと、朝日新聞など日本メディアが報じた。
表面的には、与党内最高の安保専門家である石破幹事長に対し集団的自衛権の閣議決定後の関連法制定を任せるということだが、本当の狙いは別のところにある。
次期の筆頭に挙げられる石破氏を幹事長から外し、閣内に布陣させることで、来年秋の自民党総裁選に出馬できないようにするという計算がある。すなわち、石破氏を「安倍首相の手足」として位置づけ、「安倍首相の後」を準備できないよう縛っておくという意図だ。
2015年9月の自民党総裁再選出、2016年の衆議院選挙(任期満了は12月)勝利を通じて、2018年9月の自民党総裁任期満了まで首相として残るという長期政権構想だ。 ・・・
表面的には、与党内最高の安保専門家である石破幹事長に対し集団的自衛権の閣議決定後の関連法制定を任せるということだが、本当の狙いは別のところにある。
次期の筆頭に挙げられる石破氏を幹事長から外し、閣内に布陣させることで、来年秋の自民党総裁選に出馬できないようにするという計算がある。すなわち、石破氏を「安倍首相の手足」として位置づけ、「安倍首相の後」を準備できないよう縛っておくという意図だ。
2015年9月の自民党総裁再選出、2016年の衆議院選挙(任期満了は12月)勝利を通じて、2018年9月の自民党総裁任期満了まで首相として残るという長期政権構想だ。 ・・・
安倍首相はひとまず政権初期、石破氏に幹事長席を与えて懐柔ジェスチャーを見せた。
しかし今回の内閣改造で「障害物除去」に動き始めたとみられる。石破氏は右派ではあるが、靖国神社参拝に反対するなど、安倍首相に比べると相対的に穏健派に属する。 』(中央日報 7/30)
http://japanese.joins.com/article/306/188306.html?servcode=A00§code=A10
しかし今回の内閣改造で「障害物除去」に動き始めたとみられる。石破氏は右派ではあるが、靖国神社参拝に反対するなど、安倍首相に比べると相対的に穏健派に属する。 』(中央日報 7/30)
http://japanese.joins.com/article/306/188306.html?servcode=A00§code=A10
朝日新聞の記事などを援用したうえでの論評である。
2) 記事をまとめると
上の記事をまとめると、こうなる。(安倍首相の今回の動きのこと)
* 表面的には、石破幹事長に対し、集団的自衛権の閣議決定後の、関連法制定を任せるという事のように見えるが、実はそうではなく、「本当の狙い」は別のところにある。
* 石破氏を幹事長から外し、閣内に布陣させる。
その目的は、「来年秋の自民党総裁選に出馬」できないようにすることにある。
(そうすれば、自分は安泰だ)
* 石破氏を、「安倍首相の手足」として置いておく。あるいは、「手足」のようにして、利用する。(スケープ・ゴートとして使う)
さらにその意図は、『安倍首相の後」を準備できないよう縛っておくことにある。
* それは安倍首相にとっての、長期政権構想である。自民党総裁任期満了まで、政権に留まるつもりでいる。
以上が、中央日報の見方だ。
3) 自民党が政権に居座っている限りは、流れは変わらない
この記事から、安倍政権が、長期政権になるようなことは、避けて欲しい、という心が、ありありと見える。
それは、石破氏への「安倍首相に比べると相対的に穏健派に属する」という評価に表れている。この評価が、正解であるかどうかは、私には判断できない。
あるいは、これが正しい、見方であるかもしれない。だが、私は,どちらも願い下げである。早く、止めて欲しい。このまま、安倍首相が居座っても、石破氏に代わっても、現在の動きには、大きな変化は起きないであろう。
もちろん、それは、米国の意向があるからだ。自民党は、元々、米国の意向を受けて誕生させられた政党である。
だから、自民党が政権に居座っている限りは、流れは変わらない、と言える。
だが、それでは、その自民党に変わる政党があるか。と言えば、現在は、それがない。民主党が再び、与党になっても、大差がない。
特に、岡田克也氏では、_もし、岡田氏が、党首になった時に事であるが_自民党と、そう変わらない、と感じる。
先日の国会での論戦を聞いていて、そう感じた。「限定的」というのは、境界がはっきりとしない。認めるか、認めないか、という事でなくてはならない。岡田氏の考えは、そうではない。限定ということに、あくまでも、こだわっていた。
だが、「限定」など、当てには出来ない。「歯止め」など、当てにはならない。時の政権によって、際限なく、解釈は拡げられていくことであろう。韓国も、この事を、恐れているのであろう、と思われる。
その点、まだ、石破氏の方が、「望みがある」とみているように思える。
≪関連サイト案内≫
*”安倍自民総裁再選へ石破潰し”=nikkansports
http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp3-20140730-1342780.html
(2014/7/30)