2014年7月26日土曜日

LS:NHK「人権蹂躙」取材事件(2)小保方氏への傷害を反省せず。「NHKスペシャル」放送を強行へ。

やはり、日本放送協会(NHK)は、真剣には、反省していない。
この記事が、その証明である。
小保方氏よ、日本放送協会(NHK)を告訴せよ。


1) デイリー・スポーツが、今日、報じた記事より_

日本放送協会NHKは、23日の「違法取材」を「反省する」としたにも関わらず、 27日夜に放送予定の、STAP細胞の論文問題を検証する「NHKスペシャル」の放送を強行することを、決定した。(長いですが、全文を引用します。)
『NHKが27日夜に放送予定の、STAP細胞の論文問題を検証する「NHKスペシャル」(後9・00)の番組タイトルなど放送内容を確定させた。
同番組を巡っては、23日夜にNHK取材班が理化学研究所の小保方晴子氏に対し強引な追跡取材を行い負傷させたとして、小保方氏側に謝罪したが、番組告知文では「史上空前と言われる論文の捏造」「論文の不正の実態に迫る」と鋭い文言が並び、その“強気の姿勢”が注目を集めている。
 NHKは取材手法に関して小保方氏側に謝罪した24日段階で、デイリースポーツの取材に、27日のNスペ放送に関し「現段階では予定どおり」と回答。その後、「仮題」としていた番組タイトル「調査報告 STAP細胞 不正の深層」を確定させ“臨戦態勢”に入った。
 番組告知文は公式HPにもアップされ、理研の改革委員会の提言内容を“引用”する形で、STAP論文問題を「熾烈な研究費獲得競争の中で、理研が“スター科学者”を早急に生み出すために論文をほとんどチェックせずに世に送り出した実態」「問題が発覚した後も幕引きを図ろうとする理研の隠蔽体質」と説明。
そのうえで「執筆者の小保方晴子研究ユニットリーダーは徹底抗戦」「全容の解明には至っていない」として、27日の放送では「独自に入手した資料を専門家と共に分析」「関係者への徹底取材を通して論文の不正の実態に迫る」と予告している。(ここまでは、放送のこと。以下は、そのことに対する反響=投稿者)
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 こうしたNHK側の姿勢にネット上の掲示板や、ツイッターには、「不正があると決めつけ、STAP細胞があるかどうかの検証ではないようだ」と不正を前提にした告知内容に注目する書き込みが相次いでいる。
また「もはや科学の領分ではないらしい」と、番組HPが27日放送分のジャンルを「科学」ではなく、疑惑追及などの領域である「社会」に区分していることに注目する投稿も目立つ。
 同番組を巡っては、小保方氏側は22日までにNHKから質問書が届き、これに回答を断ったことを明かし、23日の追跡取材活動を「そこ(27日のNスペ)に向けた取材と推察される」と指摘。なおNHK側は23日の撮影分は放送しないことを小保方氏側に説明している。』(デイリー・スポーツ 7/26)
http://www.daily.co.jp/newsflash/gossip/2014/07/26/0007180400.shtml

小保方氏の顧問弁護士は、直ちに、日本放送協会(NHK)を告訴すべきだ。
言葉の謝罪ぐらいで引き下がると、日本放送協会(NHK)は、反省しない。
2) 何が問題か。どこに問題があるか
① NHKが、「23日の撮影分は放送しないこと」を約束する事で、事が済  むのか。
② 「違法取材」を、本当に「反省している」と言うのなら、放送を中止すべ   きではないのか。

③ 23日に、人権侵害行為を働いてまで、情報を入手しようとした、NHK   の放送内容を信用できるか。 

④ ③を行うことで、何を証明したいのか。  
⑤ 論文が取り下げられ、「無効となった」今、「論文の不正の実態に迫る」  ことに、何の意味があるのか。

⑥ NHKは、23日「違法取材}の目的を、「事実関係の確認である」と説   明したが、そのことについて、27日の放送で説明するのか。

⑦ STAP論文を、史上空前と言われる…・捏造論文」と誰が言っているのか。


⑧ 安倍政権の「総務大臣」は、この事(人権侵害行為)について、どんな  見解を表明しているか。あるいは、いないか。
⑨ この放送を強行するなら、「公共放送局」の看板を下ろすべきではない  か。
⑩ マスコミを始め、日本の国民は、この事をどう考えるのか。
   これは、「言論の自由」「表現の自由」の侵害ではないか。

まずは、この動画をご覧いただきたい。MHKは、 今年の1月30日には、こんなことを、放送していた。
小保方氏に対し、「大発見」「世界的発見」と、賞賛していた。





3) 放送法が、NHKの役目を規定

ところで、放送法には、次のように、規定されている。

「81条 (日本放送)協会は、公共の福祉のために、あまねく日本全国において受信できるように・・・・」「15条1 豊かで、かつ、良い放送番組の放送を行うことによつて公衆の要望を満たすとともに文化水準の向上に寄与するように、最大の努力を払うこと。」


これが現在、NHKが存在することの意義を規定したものだ。すべての出発点である。

テレビ放送がはい待ったのが、1953年である。
その後、テレビが普及しだしたのは、1964年の東京オリンピックからだ。

我が家でもやっとこの時にテレビが、茶の間に、登場した。それまでは、近所の家に、夜の7位頃になると、テレビを見せてもらいに行っていた。

田舎では、2、3軒ぐらいにしか、テレビが置いてなかった。そういう時代であった。

4) NHKの存在意義は、これで失われた

やがて、それが、一軒の中で、2,3台に変わった。茶も間だけでなく、個室にまで、テレビが置かれる時代になった。

また、今や、テレビではなく、ネットで見られる時代である。ルーターがあれば_契約をすれば_全国のどこにおいても、テレビを見る事が出来る。


もはや、「あまねく日本全国において受信できる」ようになったのである。NHKの存在意義は、最早、これで失われた、と見るべきである。

もうひとつの、「豊かで、かつ、良い放送番組の放送」をおこなう、という事も、今回の事件で、意味を失った。暴力行為を働いてまで、取材した番組を、全国で流すことは、暴力行為を認めることになる。

たとえ、今日放送される番組に、その内容が含まれていなくても、同じことである。

5) 人権蹂躙」取材事件に至った経緯を、詳しく検証し、国民の前に示せ


NHKという、_日本全国に放送の網を巡らすほどの_巨大な権力を持った組織が、民間の一個人を追いかけまわし、結果、ケガを負わせたのである。

これは、行く過ぎた取材と言った程度のものではない。明白なる傷害事件である、つまり、犯罪だ。刑事事件である。警察が動くべき事件だ。

また、これは、明白な組織犯罪である。NHKという組織による、犯罪である。もし、上層部が、適切な取材をするように、普段から職員を教育しておれば、防げたことである。

よって、これは、NHK全体の犯罪だ。一部の「はみ出し者」による犯罪ではない。これほどまでに、小保方氏という一人の女性を_個人を_批判するのであれば、この度のNHKのやったことはどうなる。

上層部が頭を下げただけで済むのか。

NHKは、今夜の放送を行う前にすべきことがある。
それは、「不法取材」をするに至った経緯を詳しく検証し、それ国民の前に明らかにすることである。

全国ネットで、放送する事である。
人権蹂躙」取材事件の放送をしないでおいて、小保方氏の「不正」を暴いたところで、誰もそれを信用しは、しない。

(2014/7/26)