2014年7月4日金曜日

CNNの記事から。西アフリカで、エボラ出血熱の流行が拡大。さらなる拡大を懸念。

エボラ出血熱の流行が拡大している、と報じられている。
感染は、三国に、及んでいるようである。
発生したのは3月ごろ。


1) CNNが伝えた


当ブログで、おなじCNNのエボラ出血熱の発生に記事を書いたのが、
6月24日である。


  西アフリカでエボラ出血熱の流行が拡大している問題で、アフリカ諸国の保健相や専門家がガーナの首都アクラで会合を開き、流行を食い止める方策について話し合っている。


世界保健機関(WHO)によると、6月30日までにギニア、シエラレオネ、リベリアの3カ国で759人の感染が確認され、うち467人が死亡した。WHOは「感染者と死者の数も、地域的な広がりも最大規模」になっていると指摘、流行を食い止めるためには「思い切った行動」が必要だと訴えている。

会社などの関係者も出席した。
流行に歯止めがかかる兆しはなく、6月25~30日の間だけでも3カ国で新たに22人の感染が確認され、うち14人が死亡した』CNN 7/4)

最初に感染した患者が、ザイールのエボラ川付近に住んでいたので、この名前が付けられた、という。

2) エボラ出血熱は、血液が凝固しなくなる病気。

エボラ出血熱とは、血液が凝固しなくなる病気らしい。
そのため、体内や体外で、出血する。
 
ただ、幸いなことに、空気感染はしない。
これが救いと言えば、救いである。

エボラ出血熱は、「患者の血液、分泌物、排泄物唾液などの飛沫が感染源となる。死亡した患者からも感染する。
エボラウイルスの感染力は強いが基本的に空気感染をしないため、感染者の体液や血液に触れなければ感染しない」(wikipediaより)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%9C%E3%83%A9%E5%87%BA%E8%A1%80%E7%86%B1

今回、最初に見つかったのは、「コナクリ」市。
ここは、人口は200万人の大都市で、「国際空港」もある。

だから、当初から、感染の拡大が懸念されていた。
心配していた通りになった。

3) こういう場合の迅速な対応こそが、真の世界貢献の道

前回の数字は、感染者が567人。死亡者は、350人。
差し引きすると、この10日間で、感染者は、192人。死亡者は、117人、増えている。

このエボラ出血熱は、まだワクチンも有効な治療法もない。
また、潜伏期間が、2~21日間と長いのが特徴。

10日間で、死に至る、という感染病だ。

既に、感染は、拡大している。
今後ますます増えるのではないかと、予想される。

はたして有効な対策を取ることが出来るのか。
安倍政権が、医師の派遣をしたかどうかは、不明だ。
だが、もし、まだなら早急に派遣すべきだ。

こういう場合の迅速な対応こそが、真の世界貢献の道である、と考える。

(2014/7/4)