2014年7月4日金曜日

見苦しい。緊急全国世論調査の結果に対する、自民党議員の反応。

こういうのを、八つ当たり、と言うのであろう。
自分で自分の非を認められないから、することであろう。


1) 「YOMIURI online」の記事から

 読売新聞社による、集団的自衛権の行使を限定容認についての、緊急全国世論調査の実施結果を、受けての、自民党議員の反応である。

『読売新聞社は2~3日、集団的自衛権の行使を限定容認する新たな政府見解の閣議決定を受け、緊急全国世論調査を実施した。

安倍内閣の支持率は48%で、前回調査(5月30日~6月1日)の57%から9ポイント下落し、2012年12月の内閣発足以来、初めて5割を切った。不支持率は40%(前回31%)。政党支持率は自民党40%、民主党6%、公明党4%などの順だった。
 安倍内閣の支持率が初めて5割を切ったことに、政府・与党はショックを受けている。

自民党の萩生田光一総裁特別補佐は記者団に「ネガティブな報道をされたのが影響した」と語った』(YOMIURI online 7/4)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20140703-OYT1T50197.html

2) ネガティブ」とは何か

ネガティブ」とは何か。
例によって、「Wikipedia」に相談する。

最近の当分ブログの投稿者の癖である。
全ての記事を鵜呑みには出来永、大まかに情報を得るには、最適である。

第一に、経費が掛からない。
時間も節約できる。
コピーも楽だ。

本からだと、「文字化け」して、うまくいかないことが多い。
適当なソフトがあるのだろうが、今は、手打ちで、コピーしている。

さて、ネガティブ」の事である

カタぐるしい表現を使うと、一般には「事象を正負二極で見立てた際の負の側」ということに、なると説明される。

最近の言葉では、マイナス思考と言うのだそうだ。

3) 「ネガティブ」=「マイナス思考」

マイナス思考とは、何か。

船井幸雄の造語。古くは「心配性」「取り越し苦労」などとも呼ばれたが、行動を起こす前に否定的な結論を出したり、想像をめぐらせたりして内向的になりやがて自己否定につながってゆく。

多くは一つの失敗から、またこの次も失敗するだろうと考え、自分は何をしてもだめなんだ、どうせやってみても無駄だろうと脳内において負の連鎖が起こり何事にも消極的になる。


原因は生まれつきの性格小児期におけるしつけ教育、友達からのいじめ喧嘩などのなかで、否定的な思考を植え込まれたケースなどが考えられるが、最近の脳生理学的な研究によりセロトニンという脳内物質の不足との関係が指摘されている』(Wikipediaより)

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%83%8A%E3%82%B9%E6%80%9D%E8%80%83

この説明を読むと、「ネガティブ」=「マイナス思考」とは、自身の心の状態をあらわすもの、と説明されている。

そうすると、自民党の萩生田光一総裁特別補佐の言葉の使い方は、適当ではない、ということになる。

萩生田は、報道機関に対して言っている、からである。

こういう思考をするものは、「内向的になりやがて自己否定」につながる行動をとるようになるのだ、と船井氏が言っている。

まさに、萩生田議員の言動は、自己否定そのものである、と言える。

(2014/7/4)