米国も、日本と変わりがないようである。
国破れて山河あり、とは、このことか。
CNNによると、「米ホワイトハウス職員、年収は平均847万円 国民の倍近く」なのだそうである。
公務員に対するお国事情は、米国も同じようだ。
1) CNNが伝えた
『米ホワイトハウスで働く職員の年収は平均8万3000ドル(約847万円)で、一般企業の米国人社員らの約4万4300ドルより相当高いことが3日までにわかった。ホワイトハウスが公表した。
国破れて山河あり、とは、このことか。
CNNによると、「米ホワイトハウス職員、年収は平均847万円 国民の倍近く」なのだそうである。
公務員に対するお国事情は、米国も同じようだ。
1) CNNが伝えた
『米ホワイトハウスで働く職員の年収は平均8万3000ドル(約847万円)で、一般企業の米国人社員らの約4万4300ドルより相当高いことが3日までにわかった。ホワイトハウスが公表した。
スタッフの総数456人のうち、85%が米国人の平均年収を上回っていた。
スタッフの報酬の最高額は17万2200ドルで対象者は計22人。大統領上級顧問のバレリー・ジャレット氏、国家経済会議のジェフリー・ジエンツ委員長や首席補佐官代行らが含まれた。この最高額はオバマ大統領が2010年に年収凍結を打ち出して以降、変わっていない』(CNN 7/3)
2) 公務員天国は、日米で、大きな相違はない、
この記事からすると、米国においては、官民の格差は、2倍近くになる。
では、日本においてはどうであろうか。
zakzakの記事によれば、民間と国家公務員との格差は、国家公務員の給料を、3割カットすれば、民間と同じ水準になる、と書いている。
ただ、この記事の統計数字が、日本の習慣である、ボーナスをどう扱っているのか、を説明していないので、はたして実態をどれほど反映しているのかは、疑問が残る。
また、細かいことを言えば、統計を取った企業の規模と企業数も、数字を大いに左右する因数だ。
ボーナスのことを言えば、民間では、企業の成績いかんでは、支給されないことがある。
これに反して、国家公務員は、事情によって、減額されたりすることがあっても、支給されない、ということはない。
また、国家公務員は、法律により、その地位が保障されており、失業の心配がない。そのことは、大きい。
これも、給料として、換算すべき科目ではないか、と考える。
他に、国家公務員の場合は、手厚い福利厚生がある。
年金も相当な格差がある。
だから、これらに事を考慮すると、米国並みの、2倍の格差がある、と思われる。
公務員天国は、日米で、大きな相違はない、と言えるであろう。
3) 公務員改革は、今後も進まない
日本において、公務員改革が叫ばれて、久しい。
しかし、国民の目には、一向に、その成果が、見えては来ない。
それは、今後も、変わる事がないであろう。
何しろ、決めるのは、自分たちである。
余り好い例えではないが、自殺をする時に、自分で自分の首を絞めるのは、相当な覚悟がいる。
たいての人は、出来まい。
だから、「今後も、変わる事がないであろう」と言うのである。
特定秘密保護法の施行で、それはさらに、強固なものになるであろう。
≪関連サイトの案内≫
* zakzakの記事。
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20131120/dms1311200732001-n1.htm
(2014/7/4)