軍事演習に参加した自衛隊。既に、日本の集団的自衛権の行使は現実に。

既に現実は、先を行っていた。
これでも、安倍政権の約束が守られると信じられるか。

米ハワイでの軍事演習「リムパック」に初参加した陸上自衛隊の訓練の模様が報道公開された。

１）　朝日ＤＩＧＩＴＡＬが伝えた　

『２２カ国が参加する米ハワイでの軍事演習「リムパック」に初参加した陸上自衛隊の報道公開が２日（日本時間３日）、最終日を迎えた。

陸自は「憲法上の制約がある」として同盟を結ぶ米国以外との訓練は見送ったが、

海自は「特定の事態や有事を想定した訓練ではない」として、前々回から米国以外の国も含む多国籍間の訓練にも参加する。「集団的自衛権」を先取りした形だ。

２日夕、オアフ島東部の米海兵隊基地。海兵隊員やカナダ陸軍、マレーシア陸軍の兵士計約１５０人が一緒に陸自隊員約３０人のヘリ降下訓練を見守った。海兵隊ヘリを使った陸自単独の訓練だ。約１時間半後、各国兵士らは陸自隊員を待たずに訓練場を去った』（朝日ＤＩＪＩＴＡＬ　7/4）
http://www.asahi.com/articles/ASG734T78G73UTIL02T.html

よりにもよって、オアフ島で実施とは。
気が知れない。

この訓練を行うことだけでも、すでに集団的自衛権の行使に当たる。
こんなことが、堂々と行われているにもかかわらず、自国の防衛のみに専念するためであるとは、何たる欺瞞。何たる暴挙。

　　（７月４日のハワイでの訓練の模様。陸上自衛隊が海兵隊とヘリ降下訓練）

　　　　　（陸上自衛隊が、ハワイで上陸訓練。２０１４年７月２日）

　　　　　　　　　　　　　（２０１４年２月２１日の訓練の模様）

　　　　　　　　　　　　（２０１４年６月１１日の訓練の模様）


陸上自衛隊は今回が初参加。
海上自衛隊は、もう何回も参加している。

マスコミは、それを伝えようとはしないが。
訓練だからと言うなかれ。

立派な軍事行動だ。
いきなり実戦で有効な連携が、出来る訳ではないのだから。

これ訓練に参加した国々と対立関係にある国々からすれば、明白な集団的自衛権の行使に当たる。

（2014/7/7）