2014年6月13日金曜日

ショート時評:オバマ大統領が、イラクへの直接軍事支援を検討し始めた

イラクでは、このところ、また、テロが多発しています。また、内政も混迷を極めているようです。
一度は、イラクから撤退を決めた米国ですが、またイラクに、介入(イラク側の要請があったと報じら
れている)しようとしている、ようです。

 THE WALL STREET JOURNAL の記事
『イラクでスンニ派過激組織が一部主要都市を制圧し、シーア派支配地域に進攻すると宣言したことを受け、米国はイラクへの直接軍事支援を検討し始めた。
 オバマ大統領は12日ホワイトハウスでアボット豪首相との会談後、「ここ23日間の動きからみて、イラクは米国や国際社会からもっと多くの支援を必要としているようだ」とし、「米政府は最も実効性のある対イラク支援をどうやって提供できるのか見極めようとしている。いかなる支援の可能性も排除しない」と述べた。』
 口の根も乾かぬうちに、武力介入を示唆
殺された、フセンイン大統領が宣言していたように、米国は、泥沼から抜け出すことが出来ないようです。
自国が招いたこと、とはいえ、オバマ大統領の苦悩は、計り知れないのもがあるでしょう。
オバマ大統領は、先日、「軍事より外交」と宣言を出したばかりです。
そのオバマ大統領が、口の根も乾かぬうちに、武力介入を示唆しました。
先日の宣言に対する、米国内の反応を気にしてのことでしょうか。
「いかなる支援も回避しない」との決意のようです。また、「無人機を使って、空爆を始める」つもりなのしょうか。
もし、そんなことをすれば、米国は、引き揚げた足を、再び戻すことになります。さらに、先日、パキスタンで起きたような事が、起こる危険性がありはしないでしょうか。
「軍事同盟国」としては、気になるところです。

(2014/6/13)