2014年6月27日金曜日

小保方氏、5月下旬以降、再現実験に助言。今後も、参加させる考えを示した。

世にも不思議な記事を目にした。
これは、悪い夢ではないのか。

読売新聞の小保方氏についての記事である。


何と、あの小保方氏を、理研のセンターで進める検証実験に、参加せることを「決定した」と言うのだ。

確かに、私は少し前には、「理研に久しぶりに顔を出した」と記事にした。
だが、本気で、再現実験に参加させるとは。

そうすると、これまでの、あの騒動は、一体何だったのであろう。
理研は、何が目的で、あのような会見をしたのか。

笹井氏は、完全には、否定してはいない。
自信は、存在を信じる、と述べている。

しかし、共同研究者であった若山氏は、「STAO細胞は、あるとは言えない」と、明確に否定した。

そして、姑息にも、理研は、毎日新聞だけに、理研の内部情報をリークし、小保方氏を貶めるような記事を、書かせ続けた。

それは、異常とも思えるほどであった。
小保方氏の研究室の実体を、今頃になって、リークし、暴露させた。

具体例を挙げてみよう。

5月19日には、「実験用マウスの購入記録がない」と言う記事を「書かせた」

5月22日には、小保方氏の理研への、採用時のことまで、リークした。
それは、採用する側の問題であって、小保方氏には、何の関係もない事なのに。

さらに、6月2日には、「実験の成功を報告した論文の基本的な部分に、裏付けがない」と書いた。

もうこれぐらいでいいであろう。

 その理研が、小保方氏の「手を借りる」のだ、という

『STAP細胞の論文問題で、小保方晴子ユニットリーダーが所属する理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(神戸市)の竹市雅俊センター長が26日、読売新聞などのインタビューに応じた

「監視カメラなど、不正行為が絶対にできない環境を整える」ことを前提に、4月からセンターで進める検証実験に小保方氏を参加させる考えを示した。一方、理研改革委員会から求められた自らの早期退任については「いつということは明確に決まっていない」と否定した。

 参加を認める理由について「(STAP細胞の有無は)小保方氏が実験をして、明白にすることで最終的な決着がつく」と説明した。

検証実験の期限は「従来の方針通り、この夏に中間報告を行い、来年4月までにできなければ、STAP細胞はないという結論になる」と話した。


 難航しているとされる検証実験の進み具合は「確認していない」と説明を避けた。小保方氏は「主治医の許可が得られた時」にセンターに来て、検証実験チームに助言をしているが、実験の器具や材料には触れさせていないという。
(MOMIURI ONLINE 6/27)

これが、センター長の言う言葉か。
理研での検証実験について、「確認していない」と述べるとは。

* ここまで書いたところで、毎日新聞の記事を探すと、あった。
そこには、「STAP細胞の有無について、否定的な状況が続いている、と述べた」と書かれている。

また、驚くべきことに、「5月下旬以降、複数回出勤し、助言などをした」とも書かれている。

この毎日新聞の記事を読むと、理研は、彼女に「複数回出勤させ、助言」をさせながらも、毎日新聞に小保方氏の個人的な情報をリークして、彼女に不利な記事を書かせていたことになる。

全く、欺瞞に満ちた行動だ。
理研に、世間的な常識を求めるつもりはないし、世間一般の道徳性を求めるものではない。

が、あまりに公正さに欠けるのではないか。

(2014/6/27)

追加の記事の予定あり。