2014年6月13日金曜日

ショート時評:殺人未遂容疑で逮捕された、クリニック所長の橋爪容疑者。警察に捕まるためにやった。

 全くあきれた医師がいたものである。
自分勝手もいい所である。


東京都町田市の「あけぼの第二クリニック」で人工透析中の男性患者が医療チューブを引き抜かれた事件で、殺人未遂容疑で逮捕された同クリニック所長の腎臓内科医、橋爪健次郎容疑者(49)(東京都町田市小川)が「数日前、自殺を試みたが死にきれなかった。チューブを抜けば警察に捕まり、手っ取り早いと思った」と供述していることが13日、警視庁町田署幹部への取材で分かった。』
(YOMIURI ONLINE  6/13  13:47)


詳しい事情は分からないが、他人を巻き込むべきではない。
ましてや、患者を巻き込むなど、許されないことではない。

誰もが抱く、感情であろう。
これで、また、医師や病院への不信感が、高まる事であろう。

責任は大きい。
何年も前から、悩んでいたと、報じられている。
何故、しかるべき医療機関で、診療を受けない。

診療が受けにくいのは、分る気がするが、医師としては、適切な行動とはいえまい。
日本には、医師が診察を受け、治療を受けることを、「変な目で見る」空気があるようにも、思う。

それが、一人で悩み、解決を図ろうとして、結果、自分を追い込むことになる。

「医師も人間なのだ」という、社会の了解がない事が、このような不幸を生むのではないか。