2014年6月17日火曜日

ショート時評:今度は、石原環境相の「金目」発言が、問題に

安倍首相が、(任命責任を問われることを恐れているのか)
その責任を追及しない。
それで、政権内の閣僚の不用意な発言が、止まない。

今度は、石原環境相の言葉が、問題になっている。


石原伸晃環境相は16日、東京電力福島第一原発事故除染で出た汚染土などを保管する中間貯蔵施設の建設をめぐり、首相官邸で記者団に対し・・・「最後は金目でしょ。(菅氏は)こちらが提示した(住民への補償の)金額については特に何も言っていなかった」と記者団に語った』(朝日新聞DIGITAL)
http://www.asahi.com/articles/ASG6J5F2QG6JUTFK00R.html?iref=com_alist_6_02

あまりほめられた発言ではない。
が、ほめられた発言ではない、にしても、それを押し通すなら、まだ理解もできる。
ところが、そのすぐ後に、訂正をした。

「住民説明会ではお金(補償)の話が多く出た。最後はお金の話だが、それは今は(金額を)お示しすることができないという意味で話した。お金で解決するとは一度も言ったことはないし、解決できる話ではない」

このように述べたと、記事は報じている。
このように、すぐ後になって、訂正するようなことをするから、「不用意な発言」である、ということになる。

何かあるとすぐに、菅氏が火消しに回ることも、問題だろう。

いま、福島の住民が置かれている苦境を考えれば、決して、このような事は言えないはずである。

また、これまでも、結局、お金で解決してきたことは、事実である。
原発が作られている自治体に、膨大な援助金が出され続けている事は、国民が良く知っている事。

秘密でもなんでもないし、「お金で、ほっぺたをたたいた」と言われても、歴代の自民党政府にとっては、反論のしようがない事である。

安倍首相が、閣僚の発言を問題視しないことが、いつまで経っても、「失言」がなくならない原因であろう。
もっとも、安倍首相の発言こそ、「失言」である、という見方も、出来ようが。

(追記)
やはり今回も、菅官房長官が、火消しにまわった。
いつもの構図だ。

記者の前でしゃべれば、表に出ることぐらい、分らないのか。
もし本当にそうだとしたら、やはり大臣失格である。

陳謝すれば済む問題でもなかろう。

(2014/6/17)