2015年11月30日月曜日

パリで環境団体が「人間の鎖」=一部が暴走化、200人拘束

パリのテロ事件の「ヤラセ」は、このためのものでもあった。そう感じる。
「COP21」を前にして、パリで環境団体などが、「人間の鎖」。一部が「暴走化」し、200人の逮捕者がでた。

驚くべきこと=対日宣戦した国が、49か国もあった

<正村 戦後史(57)>
講和条約は、米英共同草案として、公表されることになりました。驚くべきことに、関係国は「対日宣戦した49か国」に上りました。

2015年11月29日日曜日

総計6・5兆円=安倍首相が「勝手にやった」、計31回の外遊の「付け」

この「付け」の支払いの責任をとるのは、安倍首相ではない。日本の国民である。「首相の外遊は計31回。60か国以上を訪れ、総計6・5兆円にのぼる支援(ばら撒き=投稿者)」と言う記事を見つけた。

ダレスの「恫喝」=「片面講和と、米軍の駐留継続」

<正村 戦後史(56)>
ダレスによる「恫喝」で始まりました。しかし、日本の政府内部においても、この頃すでに、ソ連を除く片面講和の考えと、米軍の駐留継続という方向が決まりつつありました。

2015年11月28日土曜日

トルーマン大統領「J・F・ダレスを国務省顧問に任命」

<正村 戦後史(55)>
トルーマン大統領は、1950年4月6日、ジョン・フォスター・ダレスを国務省顧問に任命します。ここから、講和問題が、本格的に動き出します。

前途多難「”1億総活躍”に対し、自民党や知事から批判の声」

前途多難の船出となった。安倍政権の緊急対策に対して、早くも、「批判の声」が出されている。「1億総活躍」についてのことである。しかも、それは、自民党内や、全国の知事会からの声だ。

読書の醍醐味「今、理解できなくても、5年後、10年後にもう一度読んでみる」

昔、懐かしい友にあったように思える、こともあるだろう。人間は、何事も、諦めないことが、大切である。今、理解できなかったら、5年後、10年後に、もう一度読んでみる。そうすれば、分かる時が来ます。それが、読書の醍醐味でもあります。

2015年11月27日金曜日

その時日本は?「南シナ海で、米国と中国が交戦」 

「南シナ海で、米国と中国が交戦」、さあー、日本は、どうするのか。その時、日本も参加するのか。中国とまた、戦争をするのか。この「問いかけ」が、「現実のもの」となりつつあるようにも思える。

米国の大転換「日本を、共産主義の防波堤にする」

<正村 戦後史(54)>
連合軍の(米国の)対日政策は、1948年に、180度転換されることになります。それは、日本を、共産主義の「防波堤」にするというものでした。

2015年11月26日木曜日

韓国の現状=憂うべき民主主義 「犯罪行為であり、殺人だ」と批判

「警察の生命を脅かすような、いかなるものも持っていなかったのに、その人に狙いを定めて放水銃を撃った。それは犯罪行為であり、殺人だ」と、批判した。さらには、この国が」(韓国が)本当に民主主義国家なのか、疑わしい」と厳しい指摘をした。

東西「冷戦」が、米国の日本占領を長引かせた

<正村 戦後史(53)>
今回から、「講和条約」に関する章を読んでいきます。今日は、米国の「日本占領が長期化」した、いきさつを観ていきます。それは、主には、「冷戦」が原因でした。

世界が解る「イスラム教が分かれば、ユダヤ教もキリスト教もOK」

<小室  『イスラム原論』(1)>
世界が解る。イスラム教が分かれば、ユダヤ教もキリスト教も分かる。小室直樹氏の「発見した」ことである。混迷の日本にあって、イスラム教の理解こそが、重要である、

2015年11月25日水曜日

“地球寒冷化”説が正しい「札幌市で早くも積雪、40センチを記録」

地球は、温暖化しているのか。「地球寒冷化」説が正しい、のではないか。早くも、札幌市で積雪が40センチを記録した。市民の足を乱した。62年ぶりの「珍事」である。

あらかじめ、”想定”か『警察予備隊+海上警備隊』⇒保安隊⇒自衛隊」

<正村 戦後史(52)>
今日は、「警察予備隊+海上警備隊」⇒保安隊⇒自衛隊、と「変態」した過程を観ていきます。この動きは、もともとは、先に矢印とは逆のことが、あらかじめ「想定」されてい

「日本人にとって、イスラム教ほど、分かりやすい宗教はない」

「日本人にとって、イスラム教ほど、分かりやすい宗教はない」

小室直樹『日本人のためのイスラム言論』を読んでいきたい。もっとも、この本の出版は比較的新しいので、簡単に手に入る。だが、全ページ数は400ページを超えるという大部のものである。

そんなものをすべて読むのは、「嫌だ」「面倒だ」と言う向きもあろう。そうした人々のみを多使用にしているという訳ではもちろんないが、この本のエッセンスだけを取り出して、全体のスケッチをしてみようと思う。

こういうことをするのは、小室博士の意には沿わないことであるかもしれないが、それは、私が「鬼籍に入った」とき、博士におわびをする、ということで許していただけるであろう。

2015年11月24日火曜日

パリのテロ事件「俳優の伊勢谷友介が対テロ戦争を批判」


「子どもが殺されたら黙っておられないのは、相手も同じ」とツイートした。「正義の武力はない」とものべた。
ある俳優さんであるが、多彩な才能の持ち主のようである。伊勢谷友介と言う人

日本側の論理「独立後の日本の軍隊の保有は当然?」

<正村 戦後史(51)>
日本の再軍備は、GHQの「命令」指示ばかりではなく、日本側にもそれを求める動きがありました。独立後の日本が軍隊を持つことは、当然である、と言う考えが、指導や学

2015年11月22日日曜日

何という約束をするのか「安倍・プーチン会談で、オバマ氏の同意を求める」


こんなバカなことが、許されていいのか。あっていいのか。何という約束をするのか。米国は、日本の「宗主国」なのか。
安倍首相が、安倍・プーチン首脳会談は、オバマ氏の事前の同意をえてから、行うと約束した。
ロシアの「スプートニク」が、安倍首相に関する記事を載せた。

マッカーサー元帥の命令「警察予備隊の創設の『舞台裏』」

<正村 戦後史(50)>
今回は、日本再武装への動きの「背景」に迫る文章を読んでいきます。警察予備隊の創設は、マッカーサー元帥の命令でしたが、複雑な「いきさつ」が存在しました。その「舞台

朝鮮戦争の「余波」 マッカーサーによる「警察予備隊」創設の命令

<正村 戦後史(49)>
国家警察予備隊の創設。いわゆる警察予備隊のことです。マッカーサーの命令によるものです。日本の国会審議を経て造られたものではありません。

実現出来るのか「50年後も日本の人口、1億人を維持する」

本当に、実現出来るのか。安倍晋三首相が6日に都内のホテル行った講演の続きである。安倍首相は、「第2の的は、希望出生率1.8人の実現です。それに向かって夢をつむぐ子育て支援という第2の矢を放ちます。」と述べ、50年後も日本の人口1億人を維持するとした。

2015年11月20日金曜日

歴史観の強制の危険がある「”歴史を学び未来を考える本部”を設置=自民党」

トルーマン大統領、マッカーサー元帥を解任

<正村 戦後史(48)>
マッカーサーは、繰り返し中国本土爆撃を含む強硬策をワシントンに要求。トルーマンは、ついに、マッカーサーを解任します。同時にマッカーサーは、日本

中国軍参戦で、米軍が敗退「北側がソウルを再占領」

<正村 戦後史(47)>
今回は、中国の参戦を読んでいきます。国連軍が38度線を超えたので、中国軍が介入してくることになりました。その中国軍の反撃で、再びソウルが占領されます。

2015年11月19日木曜日

非常に驚いた、と菅氏「岡田代表が”集団的自衛権は要らない”と発言」

「非常に驚いた」と語った。自民党の菅長官のことである。民主党の岡田克也代表が党首討論で「集団的自衛権は要らない」と発言したことを受けての、ことだ。

1億総活躍を担保「マイナンバー・カードは現代の“赤紙”」

「マイナンバー・カード」は、現代の「赤紙」である。 そして、それは「1億総活躍」社会を支えるものだ。また「1億総活躍」とは、「一億総活用」のことである。
日本は、タテ社会である、と言われる。これに飽き足らず、「たこつぼ社会」と規定する人も現われた。

2015年11月17日火曜日

米国の常套手段?「朝鮮半島での内戦に参加」

<正村 戦後史(46)>
今日は、米軍の参加の章です。相手に先に撃たせる。それを理由にして、攻撃する。これが米国の常套手段である。在韓大使の連絡をうけたトルーマンは、戦争の決意をします。

2015年11月16日月曜日

北朝鮮軍の侵攻と、米国の韓国への軍事的援助の禁止

<正村 戦後史(45)>
アメリカは、南朝鮮の軍事的空白は北からの侵攻を誘うと考え、米軍撤退後も500人ほどの軍事顧問団を残しました。ところが、韓国への軍事的援助を「なおざり」にしまし

2015年11月15日日曜日

デモクラシーの論理と儒教論理「ロッキード裁判における田中角栄」

<小室直樹 「田中角栄の呪い」 (2)>
今日は、ある投書が題材です。この投書をもとにして、デモクラシーの論理と儒教論理の違いについても観点から、「ロッキード裁判における田中角栄」を、観ていきます。

2015年11月14日土曜日

朝鮮戦争の開始「北朝鮮が韓国に奇襲攻撃をかける」

<正村 戦後史(44)>
1950年6月25日午前4時、北朝鮮は韓国に対する全面的攻撃を開始します。「朝鮮戦争」の始まりです。しかもそれは奇襲攻撃でした。

”田中事変”とカリスマ「角栄を殺せば、戦後デモクラシーも死ぬ」

〈『田中角栄の呪い』 (1)>
今なお、その「人気」は衰えていません。まずは、「田中事変」(「ロッキード事件」)に関する本を読んでいきます。第1回は、「角栄を殺せば、戦後デモクラシーも死ぬ」を

他人と自分は違う「立場をかえてものを観る」

<糸川 「前例がなからやってみよう」(2)>
今日は、「他人と自分は違う」ということについて考えてみます。これは、「立場をかえてものを観る」ということにつながります。別の言い方をすると、物事を客観的に観る、

2015年11月13日金曜日

同胞、相争う「朝鮮戦争:世界大戦と比肩しうる大戦争」

<戦後史 (43)>
今日から、「朝鮮戦争」を読んでいきます。同胞がおたがいに「血で血を洗う」戦いを繰り広げました。また、この朝鮮戦争は、世界大戦と比肩しうる大戦争でもありました。

日本人には理解が不能?「科学あるいは科学的精神とは何か」

<糸川 「前例がないからやってみよう」 (1)>
はたして、日本人には理解が不能?という「決めつけ」は、正しいのでしょうか。
日本人には、科学あるいは科学的精神とは何か、ということを理解することが出来るのでしょうか。


現代は、科学万能の時代であるように思えます。科学がなくては、始まらない、という雰囲気が満ち満ちています。

ですが、日本人に、そもそも、科学を理解することは、可能なのでしょうか。

昨年以来、日本中を騒がせた「STAP細胞」事件が、「一段落」したようです。

この事件ほど、日本人の科学あるいは科学的精神への理解がためされた「事件」は、ないように思えます。

事件は一段落しましたが、果たして、多くの日本人が大騒ぎをしたほど、日本人の科学への、あるいは、科学的精神の進歩に貢献することになったのでしょうか。

そもそも、「「STAP細胞」事件を、騒ぎ立てた多くの国民は、科学あるいは科学的精神という観点から、この事件を批判していたのでしょうか。

この「シリーズ」では、科学あるいは科学的精神というようなものについての「文章」を読んでいきたい、と考えています。



 「システム」とは何か 

【「スパイ大作戦」について、これまでいろいろ触れてきたが、では、この番組のプロセシングとしてのシステムというのは、一体、どんな思想が根底になっているのだろうか。

インポシブルという意味は、いうなれば常識とか、いままでの考え方とか、これまでの自分たちの持っている組み合わせではどうにもならないということである。

それをポシブル、つまり可能にするためにはどうしても、これまでとは違った方法をとらざるを得ないということにほかならない。

これは、別の言葉で言うと、反体制の思想が内在していることを意味している。反逆の精神が半分を占めているということである。

・もしも、そこに反逆の精神がなかったならば、どうなるか。きのうまでのものが、あしたも、あさってもそのままだというような発想であったら、新しいものなど何一つとして生まれてくるわけはないのである。

システムという発想は、まことに意外なことに、50%は反逆の精神なのであって、その50%を構成しているものはなにかというと、”他人は自分とは違う”という発想によるものである。

・「スパイ大作戦」はアメリカで作られたテレビ映画で、システムという言葉もアメリカ人がつくりだしたアメリカ語である。英語ではなく、アメリカ語なのである。そのアメリカ人が、システムという言葉をつくりだした背景には、じつは二つの問題がある。

・一つは、アメリカ建国当初の事情だが、周知のように、アメリカという国は、カリフォルニア州などはスペインの植民地であった。東海岸のボストン、ニューヨークはイギリスの植民地であった。かなり前に、やはりテレビ映画に「怪傑ゾロ」というのがあった。チチチと「Z」のマークを切るあのゾロの物語の舞台が、つまり、カリフォルニアで、ここでは法律用語、公用語はみなスペイン語である。


・このようにアメリカは建国のときから、東海岸と西海岸とでは言葉が違っていたわけであり、しかも、時間も3時間くらいの時差がある。だから電話が初めて開通した時など、カリフォルニアの人間がうっかり電話をかけると、相手のほうはとっくに勤務時間を過ぎていたりしたものだったという。

・3時間も時差があることから。他人と自分というものが、時間も違えば話す言葉も違うものだということでアメリカでは、それが建国以来のひとつの発想になっていた。
























(これ以後は、章が変わる)

・こうなると、たとえば、ニューヨークの人がはるばる馬で大陸を横断してロスアンゼルスの友達を尋ねたときなど、時間も言葉も違う町なのだから、自分の目的とする家をすぐ尋ねあてるためには、番地のつけ方なども、よほど考えてつけておかなくてはならない。

アメリカの町は、右側が偶数番号だったら、左側はみんな奇数番号ということになっており、いわゆる遇数ナンバーと奇数ナンバーで全部両側に分かれている。・・・だれでも、ちゃんとビルを探し出せるシステムになっている。

・反対にロスアンゼルスの人が、ニューヨークに行っても、同じように分かるようになっていることはもちろんである。ニューヨーク5番街の500と書いてあったら、これは偶数番号であるから、右側で、00であるから角の家だとすぐわかる。

・しかし、東京はどうであろうか。以前は00区××0丁目0×番地であったのが、東京オリンピックの時に、誰が考えたものか知らないが、0の00の××と数字を三つのブロックに分けたのである。いったい、どういうコンセプトでこういう番地のつけ方をしたのか、家の発見の困難さというのはとくかく、すこしもかわってはいない。

・昭和通りのような広いところでは、どっちへ渡ろうとしても、番地が規則正しくなければ骨が折れる話である。東京駅の真ん中に丸ビルという日本中に知られたビルがあるが、では、丸ビルは何番地かと聞いても、誰ひとりわからない。

・六本木にあるわれわれのオフィスのスタービルには、六本木の4の1の13という数字がついているが、何も意味がない。こんな数字を人に教えても、六本木のスタービルを発見するのに、まるで役にたたない。

こういう意味のない数字をつけて何とも思っていない日本人はおかしい。何とも思わない人間もおかしいのである。この程度の番地しかつけられない人しかいないということが、そもそも、おかしいと思うのである。

つまり、これこそ、システムという発想が最初から全くないということにはほかならない。】(糸川英夫 『前例がないからやってみよう』 カッパ・ブックス)


 「システム」の理解

米国のような番地のつけ方は、「家の並び」がそのようになっているということを、前提にしていると思います。

つまりは、家を建てる前から、全体としての構想が「システム」化されているので、「そのような」番地のつけ方が、可能になる、のだと思います。

日本のように、「ごちゃごちゃ」とたて込み、入り組んだ「統一性のない」街のつくりでは到底望むべくもない、と感じます。

そのことは、もともと、「システム」という考え方が、日本に存在しなかった。

戦争でほとんどの「都市」が焼かれて、「更地」になったのですから、「新しい街」を作り直す機会は、ありました。

それでも、戦後の「ドサクサ」が、それを許さなかった、のでしょうか。私には、そもそも、そのような「発想」そのものがなかった、と思えます。


住所(番地のつけ方)を例に引いて、説明するという発想そのものが、「科学的精神」の現れであるように、感じます。

糸川博士の文章は、語り口が、「やさしい」ので分かりやすい、ということも特徴だと思います。

それでいて、「ツボ」をはずさないので、呼んでいるうちに自然と理解が深まっていくのが、自分で実感できます。

しばらく間は、糸川英夫博士の本を読んでいくことにしたいと思っています。

(2015年11月3日)

2015年11月12日木曜日

糸川英夫氏の観る日本人「物事の根源をつき詰めない」

<糸川 「日本が危ない」 (1)>
新シリーズです。第1回目は、糸川英夫博士の本の中から紹介します。日本人は、「物事の根源をつき詰めない民族性」があるという「内容」です。

国鉄労組や共産党の運動「下山、三鷹、松川事件への関与の“でっち上げ”で孤立へ」

<正村 戦後史 (42)>
下山事件・三鷹事件・松川事件は、今日にいたるまで謎に包まれた事件として残されています。この事件をきっかけとして、国鉄労組や共産党は、「いわれなき誹謗中傷」を受

安倍首相の国辱的行為「ラムズフェルドとアーミテージに”旭日大綬章”を贈る」 

国辱的行為である。
安倍首相が、ラムズフェルドとアーミテージに「安倍首相、ラムズフェルドとアーミテージに勲章を贈った。それもただの勲章ではなく、「旭日大綬章」だ。

安倍首相が、Г日本会議」の集会に「熱いメッセ―ジ」を送る

「熱いメッセ―ジ」を送った。送り先は「日本会議」。送り主は安倍首相。
当初は、出席する予定であった、とされる。この会と連携する「日本会議国会議員懇談会」には、安倍首相をはじめ、安倍政権の多くの閣僚が、加わっている。
この団体は、「超国家主義」とも言える目的を持った人々が集まった組織である。


2015年11月11日水曜日

共産党への”打撃”「下山事件、三鷹事件、松川事件の”謀略”」

<正村 戦後史(41)>
今日は、「戦後3大疑獄事件」を読んでいきます。それは、下山事件、三鷹事件、松川事件です。

2015年11月10日火曜日

言論の自由への介入だ「谷垣幹事長がBPOを批判するのは、権力の横暴」

余りに「露骨に過ぎる」発言だ。NHKの「ヤラセ」疑惑について、自民党の谷垣幹事長が「報道の自由があるから一切やらせに対して口をつぐんでいるのが良いとは私は思わない」とのべた。この発言は「言論の自由への介入」であり、権力の横暴だ。

英国で国民の権利を制限へ「警察がパソコンや携帯への接続記録を自由に閲覧」

「権力者」の考えることは変わらない。英国でさえ、例外ではないようだ。英国の政府は、業者に「パソコンや携帯端末の接続記録を1年間保管」させ、情報機関や警察が自由に閲覧できるようにする法律案を、上程する予定だ。

実現していたら今の日本は?「ロイヤル米陸軍長官の『日本放棄論』」

<戦後史 (40)>
「日本放棄論」の章を読んでいきます。これから読んでいく文章の中には、驚くべきことがかかれています。私は、初めてこのような文章を読みました。読者の皆さんは、いかが

2015年11月9日月曜日

米国の苦悩「米ミズーリ大学で黒人の学生を人種差別」

米国の「持病」といえるだろう。根絶することは、難しかろう。米国の苦悩を象徴する「出来事」である。
米ミズーリ大学で黒人の学生が人種を理由に差別された。そう訴え、大学幹部の辞任を求めて抗議運動を展開している、という。

どこまで本気なのか≪米国防長官、カーター氏が、南シナ海を「また行う。本気だ」≫

 「また行う。本気だ」ということであるそうな。はたして、どこまで「本気」なのか。「戦争も辞さない」という「本気さ」なのか。
米国の国防長官のカーター氏が、演説のなかで「航行の自由」作戦を、今後も実施する考えを表明した。

”特定秘密保護指定済み”か、「自衛隊の南シナ海への派遣は、今後の検討課題」

「これから、検討すべき課題である」という。自民党の菅長官の「会見での発言」である。
だが、すでに「特定秘密保護」指定済みだろう。
南シナ海で、自衛隊が「活動するのかどうか」という問題についてのことである。

米国、陸軍長官「日本占領は、我々にとって予想以上の負担に」

<正村:戦後史 (39)>
「ロイヤル演説」(上)です。アメリカの陸軍長官のロイヤルが、行った演説。「日本占領は、我々にとって予想以上の負担になっている」と述べた演説を取り上げます。194

新時代の到来か、「習近平主席と馬総統が、初の首脳会談=中国は一つ」

「新時代」の到来を予感する出来事である。「大陸と台湾は一つの中国に属し、両岸(中台)は一つの国家に属する」と、強調した。中国の習近平国家主席と台湾の馬英九総統が、1949年の中台分断後初の、首脳会談を行った。

2015年11月8日日曜日

こういう意見書なら歓迎する「総務省の”NHKを厳重注意”を極めて遺憾」

今の日本にあっては、珍しいほどの、快挙である。
こういう意見書なら、大いに出すべきだ。歓迎する。
放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送倫理検証委員会が、総務省の「NHKを厳重注意」を極めて遺憾とする意見書を発表した。

韓国の深慮遠謀「米中、南シナ海の緊張高める行為を自制すべき」

これこそ、韓国の深慮遠謀といえるだろう。韓国の中央日報(日本語版)が、社説で、「米中、南シナ海の緊張高める行為を自制すべき」という記事を載せた。記事は、 南シナ海をめぐる米国と中国とのあいだで「葛藤」が深まっている、と指摘する。

2・1ゼネスト中止の背景「共産党と産別会議の”思惑”が存在」

<正村 戦後史(38)>
「2・1ゼネスト中止」には、背景がありました。今回は、その背後について観ていきま

2015年11月7日土曜日

米国の学校駐在警察官「白人警察官が黒人の女子生徒に暴力」

少し「やりすぎ」だ。白人の学校駐在警察官が、教室で、黒人の女子生徒に暴力をふるった。どんな事情があれ、これは「弁解の余地はない」し、「過剰警備」ある。授業を妨害しているなら丶立ち上がらせて、教室の外へ出すだけでよかった。

CO2は無関係だ「カナダと米国との、石油パイプラインの建設計画を却下」オバマ氏

「地球温暖化」に、「CO2」は無関係である、と言うのは、今や、世界の常識である。オバマ大統領が、「CO2」や「国防」上の理由に、カナダと米国テキサス州と石油パイプラインの建設計画を却下した。

WSJ「原爆投下を神に感謝」(Ⅵ)「日本軍、”情報軽視”が原因=B29爆撃機も原爆開発も想定外」

(空の”要塞”、B29戦略爆撃機)
日本軍は、太平洋戦争で、「情報戦」に負けた。「B29爆撃機の登場」も、「原爆開発」も、「想定外」。日本軍の「情報軽視」が原因で、その情報を得ることが出来なかった。「予測」することすら、できなかった。

“安保法制”反対デモとの違いは、何処「占領軍のゼネスト中止命令への無策」

<web読書会  正村(37)>
マッカーサー元帥の声明で、ゼネストは中止に追い込まれました。その後、各団体、機関が、そぞれに「声明」を出しました。ところで、このストと、「安保法制」反対デモとの

中国の潜水鑑が追跡の過去「日本近海を航行中の米空母:R・レーガン」

(画面の後ろに、多数の護衛艦が見える)

お互いに様子を探りあったということか。それにしても、何故、米国の原潜が日本近海とはいえ、中国の庭先をうろうろする必要がある。無用の混乱を招くだけのことだ。

2015年11月6日金曜日

国際法違反?「マッハ5の極超音速航空機(無人攻撃機)を開発中」 米国

これ以上の「殺人兵器」を作って、どうしたいのか。
米国防総省は、マッハ5の極超音速航空機(無人攻撃機)の開発を進めている、と発表した。
だが、そもそも、このような攻撃自体が、国際法違反だろう。

米国防省が計画案「沖縄の米海兵隊基地を、米本国に統合する」

沖縄にあまえているのは、「日本国民全体」ではない。それは歴代の自民党政権であり、安倍政権である。1972年、米国防省が沖縄の米海兵隊基地を米本国に統合する計画があった。豪外務省の公文書でわかった。

皇居目広場に40万人が集結「吉田閣打倒、危機突破国民大会」

<web読書会  正村(36)>
ゼネストの決行日の2、3日前、皇居前広場で、「吉田閣打倒、危機突破国民大会」が行われました。参加者は40万人といわれました。

自民、野田聖子議員「南シナ海は、日本は直接関係がない」

これが「大人の知恵」というものであるかどうかということは、別として、「的を射た」指摘であると思う。
自民党の野田聖子議員が、「南シナ海は、日本は直接関係がない」と発言した。
テレビで語った。

アル・ゴアにとっての”不都合な真実”「南極の氷は増えている」と、NASAが証明 

「南極の氷は増えている」事が解った。これは、アル・ゴアにとっての「不都合な真実」といえるだろう。「温暖化すれば、氷が減る」というのは、真実ではない、ことが解った。米航空宇宙局(NASA)のチームが、明らかにした。

2015年11月5日木曜日

韓国「中国傾斜論」(上) 「朴外交=”風見鶏”外交でなく、積極外交」

朴大統領が行ってきた一連の外交は、「風見鶏」外交ではないと思う。
これこそ、自国の利益と、アジアの平和を考えた「積極外交」である。
それは、「中国傾斜論」という次元とは、異にする。
日韓首脳会談が、「予想通りの結果」で、幕を閉じた。この会談は、日本と韓国の両首脳にとって、いかなる「成果」をもたらすことになったのだろうか。

日本初の大規模ストライキ計画「全国の官公庁職員らよるゼネスト」

<web読書会 正村(35)>
今日の日本では考えられないことですが、「実際にあった」――計画されたーーことです。「2・1ゼネスト」とは、「全国官公庁労働者、地方自治団体職員、教職員など、公

命がけの航海「トルコから、ギリシャへ逃れる、難民」

(子供の遺体)
あまりに、悲惨過ぎる。「死を覚悟」しての渡航であるという。
イラク、シリア、アフガニスタンから、戦乱を逃れて避難してきた人々が、冬も近い海を渡り、尊い命を落としている。

2015年11月4日水曜日

中国の、この認識に変化はないか「中米海軍の関係は、歴史上最良」

今もこの認識に、「変化はない」のだろうか。それが問題である。
これは、10月23日の記事である。ロイターが伝えた。
中国の司令官は、「中米海軍の関係は現在、歴史上最も良好」とし「交流や意思疎通は、より信頼感のあるものになっている」との見方を示した。

“頭は正常”か、自民・稲田政調会長「未成年の女性を強制連行した証拠はない」

こんなことを、何故いうのか。「明日何があるのか」を考える力がないのか、この議員の頭の構造はどうなっているのか。「正常」か。
自民党の稲田朋美政調会長は1日のフジテレビ番組「新報道2001」に出演し、韓国の慰安婦問題

これも”神に感謝”するのか「原爆による”黒い雨”の放射線被害」

(原爆の攻撃を受ける前の広島商店街)
「黒い雨」の影響も、「原爆投下を神に感謝(せよ)」ということか。
今なお、原爆の「後遺症」で苦しんでいる日本人がいる。
このことを我々、日本人は、「決して、忘れてはならない」と思う。

安倍首相の”DNA”「岸信介の”中国敵視”の思想」

<web読書会 正村(34)>
岸信介首相は、11月にも、アジア9か国を訪問する旅にでます。しかし、岸は、決して、中国訪問を考えることはありませんでした。また、当然、岸の「中国敵視の思想」に

2015年11月3日火曜日

WHOのお墨付き「ベーコン・ハムの摂取が大腸がんを引き起こす」

朝、ベイコン・エッグを食べるとき、その手を止めて考えることになるかもしれない。世界保健機関(WHO)の国際がん研究機関が、「加工肉の摂取が大腸がんを引き起こすことを示す十分な証拠が得られた」と公表した。

大学教育の信頼性を損ねる「早稲田大が、小保方氏の博士号の取り消し」へ


大学教育の信頼性を損ねる決定である、と思います。早稲田大学が、小保方氏の博士号の学位の取り消しを決めた、と報じられました。

”ジラード事件”「米兵による、日本人農婦殺害事件=判決の欺瞞性」

<web読書会  正村(33)>
岸の「外遊」と、米兵による日本人殺害事件(「ジラード事件」)などを中心に読んでいきます。ジラード事件の判決は、米国と、日本政府との「芝居」でした。

一番悪いのは指導教官、「早稲田大学が、小保方氏の”博士号”を、取り消す」

問われているのは、小保方博士ではなく、早稲田大学である、と思います。「早稲田大学の存立」そのものが問われている、と思います。一番悪いのは指導教官だ、と思います。責任は、学位を与えたほうにあります。早稲田大学が、小保方博士の「博士号を、取り消す」、

2015年11月2日月曜日

今は亡き糸川英夫博士の夢「初飛行へ”国産初のジェット旅客機”」


「鍾馗」を開発した今は亡き、糸川英夫博士の「夢」がかなう時が来た。是非、成功させてほしい。国産初の小型ジェット旅客機が、初飛行に挑戦する。

米国の国民の28%が“YES”「米国が、世界中で一番優れている国」 

自国に対する「自信の現れ」か、それとも、「自信喪失」と観るべきか。1年以上も前の記事である。たまたま、目にして興味が湧いたので、紹介したいと思う。「米国が、世界一優れている国」=「全体の28%が、YES」と、回答したという記事である。

米国と戦争の代償「アジア諸国への“戦後賠償”」

<web読書会 正村(32>。今日は、賠償問題です。
あの戦争で、米国を相手にする必要はなかった。日本は、米国戦争などしなくてもよかっ

2015年11月1日日曜日

”贖罪”にはならない、「公明党が軽減税率で、自民党から譲歩を」

こんなことで”贖罪”にはならない。「安保法」で、自民に協力した「罪」が消えるわけではない。相変わらず、公明党が軽減税率の導入、自民党からの「譲歩を引き出した」ということを、アピールしたいのだろう。もともと、この「軽減税率の導入を条件」に、公明党は「安保法」の成立に協力をした経緯がある。

教育が”狂育”になる危険性⇒「公共」(高校学校・社会科)の新設答申

教育が”狂育”になる危険性を孕(はら)む、と思う。
高等学校に「新設」予定の新科目、「公共」の「答申」ことである。18歳に選挙権が与えられてことに基ずく処置であるとされるが、時の政権に「利用」される危険性がある。そうなれば、再び、同じ過ち過ちを繰り返すことになりかねない。

戦後最大の失敗「岸信介を総理にしたこと」

〈Web読書会 正村(31)〉
今日は、岸信介内閣と石橋内閣の違い、岸の経歴を中心とした内容です。
日本国民、最大の”失敗”は、「岸信介を総理にしたこと」 である、と思います。