『米国内では支持率が低下し窮地に立たされているオバマ大統領だが、国外では今でも根強い人気を誇っている――。世論調査機関のピュー・リサーチ・センターがこのほど、こんな調査結果をまとめた。
2008年の大統領選挙時、オバマ氏の当選は国外でも歓迎された。ジョージ・W・ブッシュ前大統領が中東での軍事作戦を続け、世界で反米感情が高まる中、国際関係好転への期待が高まった。
それが近年では、米国家安全保障局(NSA)による他国指導者の盗聴行為が暴露され、国内的にも「レームダック(死に体)」化が指摘されるなど、オバマ氏を取り巻く状況は厳しい。ただ、今回の調査結果によると、国外での人気はいまだ健在なようだ。・・・』 CNN
◆ 大統領への評価は、今後、どう変わるかということは、解らない
記事から、数字を拾った。
支持率が高い国。
フランス=80%。
イスラエル、イタリア、英国=4人に3人。
フィリピン=89%。
韓国=84%。
支持率が低い国。
ドイツ=17%。
パレスチナ=13%。
パキスタン=7%。
ヨルダン=17%。
エジプト=22%。
だいたい、こんな感じだ。
記事は、「ただ、前任のブッシュ氏に対する信頼度が2008年、20カ国の中央値でわずか19%にまで下落していたことを考えると、全体としてみればやはり、オバマ氏は米国大統領への信頼を回復したと言えるだろう」と結ぶ。
だが、シリア、イラクなどへの空爆に踏み切った。
これが、どういう事態を引き起こすかが、はっきりとするまでは、大統領への評価は、決められない。
期待が大きければ、失望も大きいからだ。
(2014/10/5)
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