2014年10月4日土曜日

 「イスラム批判の交通広告、殺害場面の写真は取り下げ」

「これはイスラム恐怖症ではない。イスラムの現実なのだ」――米ニューヨークとサンフランシスコのバスや地下鉄駅に29日、イスラム過激思想を批判するシリーズ広告が登場した。
ただし、過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」に殺害された米国人ジャーナリストの写真を使ったデザインは、遺族への配慮から取り下げられた。

ISISは8月、米国人ジェームズ・フォーリーさんを殺害する場面のビデオを公開した。米国の反イスラム団体、AFDIは、「イスラムの現実」として過激派の残虐行為などを指摘する交通広告に、この場面の写真を使用。実行犯が過激派に加わる前の姿と並べ、「昨日の穏健派がきょうの見出しに」といった言葉とともに配置した。』CNN 


◆ コーランを批判することは、イスラム教を批判すること

米国の反イスラム団体、AFDIが、「イスラムの現実」として過激派の残虐行為などを指摘。

バスの車体二かいた広告に、この場面の写真を使用した。

「昨日の穏健派がきょうの見出しに」といった言葉とともに配置した。



ゲラー代表は、「私の広告は反イスラム教徒ではなく、反過激思想だ」と強調し、過激思想の元にはイスラム教の経典コーランがあるとの見方を示した」という。

だが、コーランを批判することは、すなわち、イスラム教を批判することである。

そんなことも分らないで、いくら、「過激思想だ」と言ったところで、それは、イスラム教徒からは理解されない。

こんなことをしても、対立を深くするだけのことである。

(2014/10/1)

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