2014年10月3日金曜日

米政府、ベトナムへの武器禁輸を一部解除 40年ぶり

『米国務省は2日、ベトナムへの武器禁輸措置を一部解除すると発表した。解除の対象は海上安全保障分野に限られる。ベトナム戦争以降40年近く続いた禁輸措置の解除で、両国関係は大きく一歩前進する。



ケリー米国務長官は発表に先立ち、訪米中のベトナムのファム・ビン・ミン副首相兼外相と会談した。米国務省のサキ報道官は、ケリー長官が防衛協力の条件としてベトナムの人権状況の改善を求めたと説明。両国の防衛面での協力関係は今後も常に見直しの対象になると述べた。

南シナ海で中国との領有権問題を抱えるベトナムは、米国に対し武器禁輸措置の解除を働きかけていた。今年に入り、南シナ海のベトナムが排他的経済水域(EEZ)と主張する海域で中国が石油掘削装置を設置するなど、両国の緊張は高まっている。

米国はこの問題を巡り中国を非難したが、南シナ海を国益に関わる重要な海域と中国は非難を不当として反発していた』

CNN

 


 
時代の流れであろうか。
隔世の感がある。

私の若いころは、まだ、ベトナム戦争反対の運動が、「たけなわ」の頃であった。

連日、にぎやかな事であった。

ベトナム戦争反対と言わねば、周りから、「変人扱い」をされた。

何でも、「戦争反対」と言っていれば、良かった時代だ。

今の流れで行くと、今度は「日本の若者」のために、「戦争反対」を叫ばなければならない日が、来そうだ。

戦争には、けっしていくことなない世代が、「若者に、戦争に行け」という決定をするのは、誠に遺憾な事だ。

(2014/10/3)

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