2014年10月5日日曜日

米エボラ熱の監視対象者、50人に半減-感染者の渡航歴、

『米テキサス州の保健衛生官は3日、エボラ出血熱の感染の可能性が疑われる監視対象者を前日の100人から50人に絞り込んだことを明らかにした。

 同州保健サービス局コミッショナーのデビッド・レイキー氏は、その50人に対しては緊密な監視が続けられているが、全員が健康を保っていると述べた。ただ、このうち10人については特に注意して見ているという。
 一方、米国初のエボラ出血熱患者となったリベリア人のトマス・エリック・ダンカンさんを診断したテキサス州の病院は、当初入院させなかった理由は、ダンカンさんの渡航歴が医師に伝えられていなかったことを明らかにした。

ダンカンさんは925日に初めて来院した際に看護婦にアフリカから来たことを伝えていた。しかしその事実が医師の頼りにする電子記録の記入項目になかったため、ダンカンさんに抗生物質を与えただけで帰してしまったという。・・・』WSJ  

 水際での対策が、何よりも、重要だ。

能率的な事務をすると言われる米国でも、このような初歩的なミスが起きる。
まして、「電子記録の記入項目になかった」ことがその理由だとは、驚きだ。

初診者について、「注意項目」を書く込む欄がなかった、ということか。
そのようなことは、ありえないことだ。

仮に、書き込む欄がなければ、欄外にでも、何処にでも、書き込むことが出来たであろう。

看護婦の言い逃れとしか思えない。
自分のミスを隠したかったのだろう。

foxのテレビドラマ「24」で、同じようなシリーズがある。
まさか、現実になるとは、思わなかった。
症状が悪化するまで分からず、悪化したら、処置のしようがない、という恐ろしい伝染病だ。

水際での対策が、何よりも、重要だ。
政権の対応が、問われることに成るだろう。

(2014/10/5)

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