2014年10月3日金曜日

首相、賃金上昇「早期に実現」 衆院予算委で表明

『安倍晋三首相は3日の衆院予算委員会で、デフレ脱却に向け、政府と日銀が約束した2%の物価安定目標を踏まえた賃金上昇について、早期実現に全力を尽くす意向を表明した。「浜田宏一内閣官房参与は『2年かかる』と話していたが、政治的には長すぎる。なるべく早く賃金が(物価上昇に)追い付くようにしたい」と説明した。

 政権の経済政策「アベノミクス」を受けた現時点での賃金上昇率に関し「最初のわれわれの政策通り、賃金が追い付いている」と成果を訴えた。

 東京新聞  

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014100301001785.html


 円安によって、輸入品は、値が上がる一方

「安倍政権の広報誌」と揶揄されている読売新聞でさえ、「物価上昇分を加味した実質賃金指数は同2・6%減で、消費増税による物価上昇に賃金上昇が追いついていない状況」である、という記事を載せている。

いくら賃金が上がろうと、それに見合って、物価が上がったのでは、賃金があがらないのと同じことだ。

そんなことは、中学生でも分かる。

また、賃金が上がっても、「出ていく方」が多くなれば、それも、また、同じことだ。

消費税は、また、引き上げられるだろう。

円安によって、輸入品は、値が上がる一方だ。
これで、どうやって、物価の上昇に賃金が追いつけるというのか。

(2014/10/3)

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