2015年12月23日水曜日

人生の幸福と不幸は、紙一重の違い

幸福な家族は
いずれも似ているが、


不幸な家族は
それぞれ ちがう不幸をかかえている、
      と トルストイは言う。


幸福は どれも 
似たような ものだ。

幸福なとき 人は笑う。
幸福なとき  人は 
他人に 親切にしたくなる。

他人のことを うらやむこともしない。


不幸なときは その反対だ。

涙を流し 下を向き
肩を 落として 歩く。

他人をのろい 他人の幸福をねたむ。

人間が 不幸を感じるネタは
尽きることがない。


だが、人が 幸福を感じ
不幸を 感じるのは
人 それぞれだ。

幸福を 不幸と感じ
 不幸を 幸福と感じる こともある。

人が どう感じるかは
人による。


人生は 「あざなえる綱のごとし」
という ことわざも ある。

幸福が 不幸になり
不幸が 幸福につながる
時もある。

人生の 幸福と不幸は
紙一重の 違いである。

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