2015年12月26日土曜日

織田信長の覚悟「生を受ければ、いつかは滅びる時がくる」

もろもろの 作られたものは
実に 無常であり
生滅を 本質とする。



これらは 生じては
滅びる。

これらの 静まることが
安楽である、
と仏教の 賢者は言う。

織田信長は 人生50年
下天のうちをくらぶれば
夢幻のごとくなり

一度生を受け
滅せぬもののあるべきか、
と謡い 踊った。

桶狭間の戦い前夜
今川義元軍の尾張侵攻を聞き

清洲城の信長は
まず「敦盛」のこの一節を謡い舞い

陣貝を吹かせた上で 具足を着け
立ったまま湯漬を 食したあと

甲冑を着けて 出陣した。

闘いには 勝利したが
48歳で  人生を閉じた。

敦盛を 謡い踊った
信長らしい 最期であった。
 

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