2015年12月21日月曜日

「真珠湾攻撃が犯罪なら原爆投下も“犯罪である”」

『戦争での殺人は罪にならない。
それは殺人罪ではない。

戦争が合法的だからである。



つまり合法的人殺しである
殺人行為の正当化である。

たとえ嫌悪すべき行為でも、
犯罪としてその責任は 問われなかった。

キッド提督の死が 
真珠湾攻撃による殺人罪になるならば、
我々は、
広島に原爆を投下した者の名を
挙げることができる。

投下を計画した参謀長の名も
承知している。

その国の元首の名前も
承知している。

彼らは、殺人罪を意識していたか?
してはいまい。

我々もそう思う。

それは彼らの戦闘行為が正義で、
敵の行為が不正義だからではなく、
戦争自体が
犯罪ではないからである。』


「東京裁判」において、米国人である
B・B・ブレクニー弁護人は こう言った。

だが、それは ウェブ裁判長によって 却下された。
その理由は 後日告げる と言われたまま
今日に至っている。

その答えをいつ出す のか。
出すつもりは ないのか。

それを 知りたい。

(2015年12月21日)

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