2015年12月22日火曜日

桜の木は、静かに春を待つ

桜の木が 早くも 芽をだしている。
紅葉の季節が 終わり 冬を迎えた。


真っ赤に紅葉した 桜の花が散り

後には 幹と枝が 残った。
 その枝に 小さな芽がついた。

誰に 命令されたわけでもなく
 誰に 教えられたわけでもないのに
  桜は 春の準備を 始めた。


春になると 我々の目や心を
楽しませ ナゴませて くれる。

それでも 桜の花は
  威張ったりは しない。

どうだ 綺麗だろう 
  と 自慢したりは しない。

ただ 静かに そこに
  ただずむ だけだ。

そして 時がくれば
また 散っていく。

だれに 文句をいうこともなく。
散っていく。

それを 特別攻撃隊の 隊員の
死にたとえることは 桜の花への
冒とく である。

日本人の  こころにたいする
冒とく である。

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