2014年9月3日水曜日

安倍首相が、党役員人事と内閣改造を実施  「靖国神社で会おう内閣」と、呼ぶべきか

これで、安倍首相のライバルは、消えた。
その意味では、「石破つぶし内閣」か。
あるいは、谷垣氏重視は、「消費税上げ内閣」か。

はたまた、「英霊となって、靖国で会おう内閣」と、呼ぶべきか。

1) 朝日DIGITALの記事より__。

安倍晋三首相(自民党総裁)は、予定通りに、今日、党役員人事と内閣改造を実施した。





党4役を一新する一方で、主要閣僚については、ほとんど留任させた。




安倍晋三首相(自民党総裁)は3日、党役員人事と内閣改造を実施し、自民、公明両党による第2次安倍改造内閣を発足させた。幹事長に前自民党総裁の谷垣禎一氏をあてるなど党4役を一新する一方、主要閣僚は軒並み留任させた。

首相は秋以降、内政・外交で数多くの重要課題を抱えている。そのため、政権を安定させることを優先した布陣とした。

 首相は3日夜の記者会見で、「引き続き経済最優先で、デフレからの脱却を目指し成長戦略の実行に全力を尽くす。私たちの改革はまだ道半ばだ」と述べ、自ら「実行実現内閣」と強調した。

 首相は内閣改造では、骨格のほとんどを残した。内閣の要である菅義偉官房長官をはじめ、麻生太郎副総理兼財務相、甘利明経済再生相、岸田文雄外相らの留任を早々に決めた。』=朝日DIGITAL 9/3


2) 運にないものには、天下国家を任せられない。

今回の内閣改造人事も、めずらしいい。
今日の発表されるまでに、ほぼ、人選が表に出ていた。


女性閣僚を増やすことも、安倍首相が公言していたので、驚きはない。
小渕優子氏の、経産相の就任も、前日には報じられていたので、特別感がない。

石破氏の待遇について、かなり前から、取りざたされていた。
石破氏自身も、ラジオ番組などで、かなり、大胆な発言をしていた。

一時は、「無役を選択する」覚悟でいる、と報じられた時もあった。
次期、総裁選のためである。

それも、両者の会談で、__その会談の内容は、詳しくは知らされていないが__一応の解決をみたようだ。

だが、石破氏の入閣は、今後、中国、韓国の懸念材料になるであろう。
これでまた、両国からは、安倍政権の「右傾化」が進んだと、受け取られることであろう。

この選択は、安倍首相にとっては、あまり、良い選択であったとは、思えない。
石破氏が、安保法制担当でないのなら、入閣させる意味がない。

安倍首相もそれを望んでいたはずでる。
それが実現できなかったのであるから、潔く、諦めるべきであった。

反面、石破氏の態度も、あまりほめられたものではない、と思う。
余りに、自身の信念がなさすぎる。

その事は、石破氏が、普段から、口にしているほどには、日本国の事を真剣に考えていないからだと思える。

もし、真剣に考えているのだとしたら、石破氏自身の将来の事は、二の次に出来るはずだ。
あれこれと、迷うことはないはずだ。

「人の子であれば、当然だ」という反論があるだろうが、わたしは、そうは思わない。

政治家は、信念こそが、重要だ。
信念なくしては、__このことは、どのような職業においても言えることである__ただの「政治屋」である。

そのようなことでは、重要な局面において、迅速な意思決定と責任ある行動をとることができない。
危機において、判断が遅れるようでは、致命的である。

国民は、安心して、国政を信託できない。

そもそも、石破氏は、安倍首相と争って、__先の総裁選において__負けた。

石破氏には、「運がない」
「運にない」ものには、天下国家を任せられない。

国民の「運命がかかっている」からである。
ふたたび、「靖国で会おう」と言うような事態が起きること事は、断じてあっては、ならないのである。

         ≪関連サイト案内≫

* 実行実現内閣として負託に応える~安倍首相
=日テレ ニュース 9/3

* 地方創生本部の設置を決定 東京一極集中を是正へ=東京新聞 9/3

安倍首相:内閣改造、自民幹事長に谷垣氏-党内融和へ待機組登用 (2)=Bioomberg.co.jp


震災被災地「選出ゼロ」に不安の声 新復興相にはエールも=産経ニュース
初入閣8人、民間ゼロ=石原派冷遇、石破氏側近も=時事ドットコム 9/3

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2014090300901&google_editors_picks=true
脇氏入閣させれば責任者外せる…「合区封じ」に=YOMIURI online 8/29


(2014/9/3)